みんなでコロナを乗り越えるぞ基金@町田 助成対象について
「みんなでコロナを乗り越えるぞ基金@町田」は、町田市社会福祉協議会と町田市地域活動サポートオフィスが共催で実行委員会を立ち上げました。実施したクラウドファンディングに寄せられた市民の貴重な支援により設置されたものです。8月3日から9月16日の期間中154名の方々から1,130,000円の支援が集まりました。その中でクラウドファンディング事業者への手数料を引いた881,400円が助成金となりました(尚事務局必要経費についてはクラウドファンディング資金からは一切充当していません)。
助成については、9月1日から10月2日に公募を実施し、19件の応募があり、10月23日、29日に審査委員会(審査委員は下記記載)を実施しました。審査委員会では、市民からの貴重な支援であることを前提として「新型コロナウイルス感染拡大に伴い影響を受けている人へ支援を届ける」という趣旨との合致度を特に重視して助成先を選び、結果として12件が助成先として決定しました。12件の活動は多岐にわたりますが、いずれも新型コロナウイルスで影響を受けている対象が明確であることが評価されたものです。残念ながら採択にいたらなかった活動についてもいずれも貴重な活動でしたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、対象者がどのような影響を受けているかという点が十分に伝わらなかったことにより今回は助成の対象とはなりませんでした。採択された団体については、支援対象者への支援を重視して活動を展開していただくとともに、市民からの寄付で行われている助成金であるということを踏まえて、活動の経過等についての情報発信を期待したいという声もありました。(事務局)
<審査委員会>
委員長 樋口明彦氏(法政大学社会学部教授)
委 員 井上宮子氏(玉川学園地区社会福祉協議会会長)
委 員 大貫一夫(一般財団法人 町田市地域活動サポートオフィス理事)
委 員 鈴木 悟氏(町田商工会議所事務局長)代理
委 員 町野眞里子氏(町田市民生委員児童委員協議会会長)
助成対象一覧
代表者名 | 団体名 | 助成額 | 実施事業題目 |
清原 理 | ごはんで元気!プロジェクト | 100,000 | ごはんで元気!プロジェクト・生活困窮者支援 |
津田 真佑 | ゆうやけプロジェクト | 99,770 | 町田市相原町を中心としたこどもたちと地域の人をつなげる放課後支援の居場所づくり事業 |
清水 静香 | Dフレンズまちだ オンラインサポーター実行委員会 | 100,000 | 地域のシニアのオンライン認知症カフェへ参加補助及び情報格差を解消するためのオンラインサポーター事業 |
二神 友造 | 今年も相原を盛り上げるぞプロジェクト2020 | 99,770 | 今年も相原を盛り上げるぞプロジェクト2020 |
広田 悠大 | 探求フリースクール・マチラボ | 97,000 | 不登校に関するオンラインサロン事業及び、不登校経験者によるサンプリング事業 |
丹羽麻由美 | 町田市多胎児の会ひよこまめ | 22,000 | 妊娠期から育児期まで~多胎児の親へのオンラインピアサポート事業 |
今村 路加 | でんでん虫の家・町田 | 15,960 | コロナ禍における非接触型の発達相談支援事業 |
矢野 秀代 | ワン&オンリーいのちの会東京・町田 | 30,000 | 新型コロナ禍の影響によって経済的に困窮し、妊娠で悩んでいる人の相談事業 |
田中のり子 | 生活困窮者支援 りぼん | 41,000 | 新型コロナウイルスの影響により、収入や住まいを失った人、心身の健康が損なわれている状態にある人への生活相談事業 |
福田有美子 | つるかわ無料塾 結い | 82,900 | 新型コロナウィルスの影響によりオンライン学習を開始した結いの子どもたちと一緒に考える「結いのネットリテラシー講座vol.1」 |
パラシオス パウロブスキー アルベルト | 特定非営利活動法人日本ペルー共生協会 | 100,000 | AJAPE外国にルーツを持つ子どもへのオンライン支援事業 |
辻岡秀夫 | NPO法人ゆどうふ | 93,000 | 生きづらさを抱える若者がコロナ禍でも安心して通えるフリースペースの整備事業 |