【実施報告】団体の事業計画をつくる連続講座「まち“だ”づくりカレッジ」最終報告会<1月24日>
1月24日(金)町田市民文学館ことばらんどにて団体の事業計画をつくる連続講座「まち“だ”づくりカレッジ」最終報告会を開催しました。
「まち“だ”づくりカレッジ」では、これまで3回の講座を通じて、団体のビジョン・ミッション、ターゲットとステイクホルダー、事業計画と進めてきました。最終報告会では、A31枚で各団体それぞれの計画をまとめて報告。サポートオフィスを含む以下4団体が順番に報告しました。
◇報告団体
360(ひとり親支援)
社会福祉法人町田育成会かがやき (障がい者就労支援)
無料塾ゆい (学習支援)
A3に掲載する項目・レイアウトは自由で、各団体とも個性的な資料となりましたが。ビジョン、取り組む課題の現状、事業計画といった項目は、共通していました。社会課題の現状では、全団体が各種統計データ(「町田市子育て支援ネットワーク連絡会レポート」、「町田市
子ども・子育て支援に関するアンケート調査」、「町田市市民意識調査」などより)を提示。
「今回資料作成に向けてちゃんと行政のデータにあたることができた」という声がありました。また、どの団体もデータとともに当事者の生の声も盛り込まれていました。これは、現場で活動している団体だからこそ見えてくるもの。その両方がしっかりと書かれていることで資料の説得力が高くなります。
そして何より課題の定義と事業、ビジョン達成までがきちんとしたストーリーとなっていることが伝わる資料には不可欠です。
報告は、10分のプレゼンタイムの後、20分のフィードバックタイム。フィードバックタイムでは、核心に迫る質問や励まし、気づきがたくさん寄せられ、さらに考えを深めることに繋がりました。全員の報告が終了した後の振り返りタイムでは、「未来志向でしっかり考える時間が大事と気づいた」「自分たちでできることできないこと、サポートしてもらえばできることがわかってきた」「一度やってきたことを崩してゼロにした。でもやっていけると思うことができた」「新しいエネルギーをもらった」と前向きな声が挙がっていました。
4団体とも当日朝まで修正を重ねた資料でしたが、参加者からの多くのフィードバックもあり、引き続きブラシュアップすることになりました。最終報告会はあくまでスタートの場。サポートオフィスも、事業計画をブラッシュアップするとともに、引き続きみなさんの伴走支援をしていきます。
来年度も事業計画づくりの連続講座を実施します。ご関心のある方ぜひご参加ください。