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実施報告performance

実施報告 2021年08月30日

【実施報告】「ファンドレイジング講座」2021年第1回開催レポート<8月19日@オンライン>

団体が安定して活動したり、成長をしていくために不可欠な「活動資金」。本講座は、ファンドレイジング(資金獲得)の知識を学ぶだけではなく、実行するための具体的な計画を立てることまでを学ぶ実践的な新講座です。講師は町田市地域活動サポートオフィス統括ディレクターの長浜洋二が務めました。

第1回を8月19日(木)に開催し、3団体の皆さんと聴講生の皆さん合わせて11名にご参加いただきました。テーマは「ファンドレイジングの基本を学ぶ」です。

・これまでは計画性なく助成金に頼って活動を続けてきたが、継続性ある活動を目指したい
・安定性のある活動のため、本講座を通して団体内でも意識をすり合わせていきたい
など、参加団体の皆さんからはやる気あふれる意気込みが聞こえてきました。

以下、講座の内容を一部ご紹介いたします。

 


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★資金の多様性を理解する
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講師の長浜は、大前提として「良い活動をしていることと、お金がもらえることは別の話」と言います。そのうえで団体の収入・資金源のバリエーションを知り、まずは頭の中に植え付けていくことが大切です。

資金源の中でも、事業収入/会費/寄付金/助成金/委託金/融資の6つをご紹介しました。これらはすべて得られる金額の大小や獲得効率、資金源の安定性や使い道の自由度など条件が異なります。また団体の特色によっても得られやすい資金源は違うので、そこを見極めることも必要です。

 

<参加者の感想>
・資金の多様性について理解が進み、視野が広がった。
・ファンドレイジング⇒ファン度レイジングという言葉が印象的だった。
・そもそも自身が寄付をしたことがないということに改めて気づいた。

 

<サポートオフィスインターン生 姫野さんの感想>
ファンドレイジング講座で最も驚いたことは、資金源のバリエーションの豊富さです。今回の講座では6つの資金源について知り、その資金源の自由度や安定度、獲得効果を考えることで、団体の成長過程で活用すべき資金源をイメージすることが出来ました。また、資金源を増やすことで、団体が自由に使えるお金が増えるだけでなく、団体の経営が安定するとわかりました。団体の成長や活用分野の特徴に合わせた資金源選択をするには、資金源の特徴を理解することが大切だと気づけました。

ファンドレイジングで大切なことは、共感してくれる人、ファンを増やすことです。資金提供者にお金を出していただくには、良いことをするだけでなく、品質など資金提供者にとってのメリットも考えるべきだという話が心に残りました。そうすることにより、1度だけでなく、継続して資金を提供していただけるようになると考えます。

講座内で「寄付をしたことがあるか」という講師からの問いに対し、寄付をしたことが無いと答えた人が多かったです。寄付の文化を知り、自分も寄付をしてみて身近にしていくことでファンドレイジングの考え方が広がっていくと思います。


第2回は9月30日(木) 14:00-17:00開催、テーマは「ファンドレイジング戦略を策定する①」です。
12月末を一旦のゴールに設定し、具体的なファンドレイジング実行計画のアイデアを団体内で出し合い、講師からの個別コンサルティングを受けながら計画の方向性を定めます。

本講座は定員に達したため申込は終了していますが、聴講生としてのご参加は承ります。
気になる方はサポートオフィスまでお問い合わせください。

イベントの詳細はこちらをご覧ください。

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