「まちだづくりカレッジ」2023年第3回開催レポート<7月27日>
団体メンバーと共に活動の「今」と「未来」をじっくりと話し合っていく伴走型連続セミナー「まちだづくりカレッジ」(全5回)のベーシックコースの第3回を7月27日に開催しました。
ベーシックコースのゴールは、団体内で対話を進めながら「団体の「ビジョン(理念)」「ミッション(使命)」を定め、事業計画を作成することです。今年度は、限定3団体で募集をしていましたが、4団体のご希望をいただき、にぎやかにスタートしました。以下、講座内容の一部を写真と共にご紹介します。
前半は、前回の宿題(ペルソナ)の発表を各団体が行い、お互いにフィードバックをする時間を作りました。後半は、第3回のテーマでもある「ステークホルダー(事業の関係者)」についての講義とワークを行いました。講師を務めたのは、サポートオフィス喜田です。
ステークホルダーとは、組織や事業にとっての(利害)関係者のことを指します。市民活動は、支援者・受益者・顧客・資金提供者・寄付者・行政・会員・理事・職員・ボランティア・地域など、関係者が多様であることが特徴の1つにあります。
団体のビジョン(理念・実現したい社会の状態)を本当に実現させるとなると、1個人や1団体ではできませんよね。だからこそNPOや市民活動団体は、関係者との協力/協働が不可欠なのです。
<協力/協働のポイント>
●1団体/1個人だけですすめようとしない
●自分たちの目的と価値観を明確にする
●関係者の目的と価値観を理解する
●関係者が協力できるしかけをつくる
講義の後は、団体(活動)を取り巻く人や組織とその関係性を図式化するステークホルダーマップの作成をするためのワークを実施しました。すでにつながっている組織・これから関わりたい組織を色分けしながら書いていくことで、団体や活動の広がりを可視化することができました。
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参加者の感想
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・ステークホルダーを整理することで、改めて1人や1団体では何もできないことが身に染みてわかりました。具体的に名前を挙げたことで現実味が増しました。
・これからつながりたい関係者もたくさん出てきて、これから協力関係を築いていくのが楽しみになりました。
・ステークホルダーを視覚化することで強み・弱みがわかり、団体のこれからの見通しが立ったと思います。
第4回は8月24日を予定しています。引き続き、レポートを通して様子をお伝えしようと思っていますのでお楽しみに!
▼第1回開催レポートはこちら
https://machida-support.or.jp/report/college20230525/
▼第2回開催レポートはこちら
https://machida-support.or.jp/report/college20230622/