【実施報告】「まち“だ”づくりカレッジ2020年2期」第3回<12月24日@オンライン>
「まち“だ”づくりカレッジ2020年2期」の第3回をオンラインで開講しました。
前半は第2回の課題「ステイクホルダーマップを考える」「ペルソナを考える」を各団体から発表し、後半は今回のテーマである「事業計画を考える」の講義と共に、理解を深めるワークショップを行いました。
まちだづくりカレッジが定義する「事業計画」とは、「社会を変える未来志向の計画」です。
講義の中で講師の長浜は「事業の正解はまだ誰にも分からない。未来はどうあるべきか?を言い放っていい」と事業計画を説明しました。
そして事業計画の達成を図る「結果」と「成果」については、「結果」は自分たちが実施したこと(例えば地域交流イベントの参加者数やアンケートの満足度等)、「成果」は相手に起こったこと(例えば、イベント参加後に地域活性に興味を持ち、地域活性のブログを立ち上げた等)であることを学びました。
続いて行ったワークショップでは、ここまで作ってきた「ビジョン」「ミッション」「ペルソナ(ターゲット)」を使い、どういうステップを踏んで「ビジョン」を達成し「成果」を作り上げていくかを団体ごとに話し合いました。
受講生のみなさんの活発な意見や質問が飛び出し、45分があっという間と感じるほど熱気あふれるワークショップとなりました。
【受講生のみなさんから寄せられた感想】
・普段は目の前の仕事に追われ、団体内で「結果」や「成果」の違いを吟味しながら企画を立てることがなかったため、今回の講義をうけてハッとした。課題に取り組む中で、団体内での話し合いを深めていきたい。
・計画を「作って終わり」「絵に描いた餅」にならないように、地に足を付けて業務の棚卸をする必要があると感じた。
・実施した事業で「相手が変わったこと・反応」があって初めて事業は「成功・達成」になるという点に大きな気づきを得た。
第4回の講義テーマは「広報・情報発信とファンドレイジング計画」。
団体の運営を力強く進めていく知識とその具体的な手法を、講義とワークショップを織り交ぜながら学んでいきます。
講義に興味がある方は、1回のみの受講も可能です。
お気軽に町田市地域活動サポートオフィスまでご連絡ください。
町田市地域活動サポートオフィス
042-785-4871 (平日9時~18時)