【訪問レポート】NPO法人ゆどうふ主催 第１回わらしべ交流会

NPO法人ゆどうふ主催で12月14日ゆどうふの運営するフリースペース「ふらっと」にて開催された＜第１回わらしべ交流会＞に参加してきました。

＜わらしべ＞とは、NPO法人ゆどうふが昨年度から始めたわらしべワークプロジェクトのこと。町田市小山地区を中心に、地域で暮らす人、活動する団体の抱えるさまざまな困りごとを、ゆどうふの若者が有償で解決する取り組みです。自分がやりたいこと、得意なことで地域とつながることができると、少しずつ活動の輪が広がってきています。

わらしべワークプロジェクトに関わる三者（若者、お仕事依頼者、両者をつなぐサポーター）が一同に会し、「ワクワク」をテーマに繰り広げられた交流会。

参加者同士が自らのワクワクを語る自己紹介では、予定時刻をゆうに越える盛り上がりに。そしてわらしべワークプロジェクトの歩みや現状の課題を写真や図表で共有したのちに行われたワークショップでは、「みんながワクワクするわらしべワークプロジェクトを作るには？」をテーマに、それぞれが自分の気づきや想いを熱く語り合いました。

会の冒頭で共有されたスライド。「考え」→「実行する」サイクルで「ワクワク」は育つという言葉が印象的でした。

これまでのわらしべワークプロジェクトは55回開催され、のべ84名の若者が参加をしたという報告がありました。ワークを依頼する地域の人も、ワークをする若者も共にワクワクするプロジェクトであり続けるための意見交換ワークショップの前には、プロジェクトの現状の課題についても共有がなされました。

あっという間の2時間半、終始笑顔の絶えることのない、参加したみなさんの心があたたかく繋がり合う時間でしたし、人と人が理解し合い、互いを尊重できることで、目の前にあるお困りごとも、みんなで前向きに解決していけるんだと体感できる交流会でした。

若者やステークホルダーの皆さんと丁寧に関係性を築いていらっしゃるNPO法人ゆどうふさんの活動に今後も期待すると同時に、ワークの依頼者として関わらせて頂ているサポートオフィスとしても、今後もわらしべワークプロジェクトを応援していきたいと思います。