【実施報告】昭和薬科大学地域連携センター主催「 おくすり相談カフェ!」の開催をサポートしました
これまで昭和薬科大学のキャンパスでカフェ活動を行い、子育て親子に仲間づくりや相談の時間を提供してきた「おくすり相談カフェ」。今年は、オンラインで実施することになり、広報や参加者の募集などをサポートオフィスが開催協力をさせていただきました。
当日は、生まれてちょうど100日目を迎えたお子さんをお連れのママをはじめ、6人のママと5人のお子さんが参加してくれました。
登壇いただいた3名の薬剤師さんも小児薬物療法認定薬剤師の有資格者やお子さんをお持ちの方もいて、お薬のことだけではなく発達についての専門的なお話や経験談をいただくことができました。
自己紹介では「カフェ」にちなみ、好きなスィーツを挙げていくことに。
町田のおすすめなお店の紹介を下さる人もいて、大いに盛り上がりました。続く質疑応答では、薬剤師さんに「今までなかなか聞けなかった疑問・不安」がたくさん寄せられました。
薬剤師のみなさんからは、具体的なアドバイスと共に、子育てに日々奮闘している参加者のみなさんへの、心温まるエールも送っていただき、あっという間に1時間半がすぎてしまいました。かかりつけ医ならぬ、なんでも相談できるかかりつけ薬剤師を地域で探していくことは、安心して充実した暮らしを続ける、大事なポイントだな、と改めて感じました。
【薬剤師さんからのアドバイス(一部抜粋)】
● ぜんそくなど、長期間の投薬が続くとママは本当に疲弊するし、このまま飲ませていいのか?と悩みますよね。でも「大丈夫かな」と思いながら飲ませるよりも、「治るよ!」と前向きな気持ちで飲ませる方が子どもも頑張れるし、ママの心の負担も減りますよ!
● 薬の形態には、粉末、錠剤、液体、チュアラブルタイプ、張り薬など様々あります。
もし今のお薬が服用しにくいのであれば、形態を変えることもできるので、薬剤師に相談してみてくださいね。
● 苦い薬をどう飲ませるか、パパ・ママと子どもの間での格闘があるはず。
子どもは「甘いものが好き」とよく言われますが、「しょぱいもの」も好きな子が多いです。
薬との相性はあるので一概には言えませんが、子どもにとって飲みにくい漢方薬は、みそ汁・のりの佃煮などと一緒にのませてみるのもよいかもしれません。子どもは試すことも好きなので、一緒に好みを探っていくことで、お薬時間が楽しくなることもありますね。
【参加した方からのお寄せいただいた感想】
● 自分や家族の体調が悪い時に、しかも短時間しか薬剤師さんと接することがなかったので、お茶を飲みながらお話を聞く機会を作っていただけてありがたかった。とても楽しかったです。
● 他の方の悩みも聞けることがよかったです。性質上、もしかしたら個別に踏み込んだ質問や相談をしたいと思う方もいるかもしれないと思いました。そんな場合、事前の匿名質問への回答や個別相談をブレイクアウトでできたら面白いかなと思いました。時間がもっとほしいー!と感じる程、充実していました。
● 薬剤師さんが三者三様で、コメントが多様な視点からでとてもよかった。他の方の質問への回答も聞けて、大変参考になりました。専門的アドバイスは心強いと感じました。同じように子育てしている方々が、それぞれ悩みを抱えながら奮闘していることを知って、とても励まされました!
この先も、地域での子育てを応援できるイベントや企画を、様々な団体のみなさんと共に開催していければと思います。「こんなテーマのイベントがあればいいな」と思った方、ぜひサポートオフィスまでご一報ください!
町田市地域活動サポートオフィス
Tel:042-785-4871 (平日9時~18時) Mail: info@machida-support.or.jp