【交通安全プラスON】「見えにくい・見えない人のための生活・ミニ福祉機器展」
ふだんの活動にプラスON 実施レポートVol1
本事業は、町田市市民生活安全課からの委託により町田市地域活動サポートオフィスが実施している「ふだんの活動にプラスON 交通安全・防犯協働事業」の 一環で開催されています。まだ、エントリー可能ですので、ご関心のある方は、町田市地域活動サポートオフィスまでお問い合わせください。
町田市視覚障害者協会「見えにくい・見えない人のための生活・ミニ福祉機器展」×「交通安全」
2022年9月2日(金) 町田市民フォーラム4階にて 町田市視覚障害者協会主催「見えにくい・見えない人のための生活・ミニ福祉機器展」が開催されました。会場には7つのメーカーや事業者が集まり、最新機器や日常生活に役立つ用品の展示・案内ブースが設置されました。
町田市でこのような大規模イベントの開催は初の試みということで、当日は小雨模様にもかかわらず、多くの方でにぎわいました。
交通安全プラスON事業として、受付でつえやカバン等に付けられるポール型のゴムひも反射材を配布しました。
また、反射材の効果についての説明チラシを作成・配布しました。
チラシは視覚障害のある方にも読んでいただけるよう、「Uni-Voice」というアプリを使用すると音声読み上げができるコードがついています。
夕暮れ時から夜間にかけて歩行者の身を守るために、反射材は有効です。
【「反射材を着用し、明るい服装をしている歩行者」は 「そうでない歩行者」より2倍以上手前で運転者から発見される】といわれています。
さっそく反射材を手に取り、その場でつえやカバンにつけてくださる方もいました。
当日は事務局のサポートオフィススタッフ、学生インターン生も運営ボランティアとしてお手伝いさせていただきました。
<参加したインターン生の感想>
私は当日、来場された方々のご案内をさせていただきました。視覚障害者の方々と実際にお話をするのは初めてで、どのようにお声がけすれば良いか最初は戸惑いましたが、お話を聞くにつれ、一口に視覚障害と言っても程度に差があること、夜はより見えにくくなることなど、これまでの生活では気づけなかったことを知ることができました。また、企業の方ともお話することができ、商品開発に対する思いも知ることができました。視覚障害者の方を取り巻く環境について、私たち若者がもっと考えなければならないと感じています。(立教大学3年 明石咲)