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実施報告performance

実施報告 2022年09月28日

【実施報告】「まちだづくりカレッジ」2022年最終報告会開催レポート<9月6日開催>

9月6日(火)14時~17時、未来志向の事業計画をつくる伴走型連続講座「まちだづくりカレッジ2022年」の最終報告会を開催しました。当日はこれまで受講されていた団体の方と傍聴者を合わせて14名の方が参加されました。

2022年度は、団体の状況に応じ<ベーシック><アドバンス(過去参加団体限定)>の2コースに分かれ、対話を深めながら展開していきました。

4回の講座を通じて、<ベーシックコース>では、ビジョン・ミッションの確認、ステークホルダー(活動のパートナーとお客様)の整理、成果を念頭においた事業計画の策定に取り組みました。<アドバンスコース>では団体の活動を今後どのように発展させていくかを、様々なワークショップや対話を繰り返す中で深掘りしてきました。

最終報告会では、<ベーシック>参加の3団体は事業計画をA3用紙1枚にまとめて発表。<アドバンス>参加の2団体はそれぞれの団体が取り組んだ内容とそこからの気づきを発表しました。

最後は<ベーシック>には、「留年証書」(まちだづくりカレッジは団体のビジョンが達成した日が卒業)、<アドバンス>には、まちだづくりカレッジアドバンスコース「認定フロントランナー 証明書」(先駆者として町田の市民活動を牽引していくフロントランナー)を贈呈しました。

▲留年証書

▲フロントランナー証明書

 

【ベーシック参加団体が作成したA3の事業計画書 】

◆特定非営利活動法人子ども広場あそべこどもたち
https://seribou.jimdofree.com/

◆NPO法人多汗症サポートグループ
https://npo-hsg.org/

 

◆Unique Color
https://www.facebook.com/uniquecolor.school

 

【アドバンス参加団体発表内容】

◆つるかわ子どもこもんず
https://tsurukawa-k-commons.jp/

つるかわ子どもこもんずは、設立からこれまでを振り返り、2023年から5か年の事業計画を立てました。その中で各年度で申請する助成金についても計画を立てています。アドバンスでは、他団体の事業計画書を調べ、自団体として計画に盛り込みたい内容を精査するところからスタート。また、これから目指す状態を「鶴川にはこもんずがあるんだ!と思える状態」と言語化し、法人の運営状況(経費、人員等)についても「最低ライン」「最高ライン」の2パターンを検討。今年度は、地域での資源獲得に向けたアプローチを重点取り組みとして決定したことを発表されました。

アドバンスを通じて2018年の設立から現在までは、走り続けてきたけれどもこれからは、計画を立て、戦略的に事業をすすめていくことが求められるフェーズにきているということに気づいたそうです。

◆NPO法人コレクティブハウジング社(以下CHC)
https://chc.or.jp/index.html

CHCは、「CHCはどこに向かっているのか」をテーマに法人の今後について検討することをテーマとして取り組みました。まずは、法人内のコミュニケーション、相互理解を深める重要性に気づき、様々なワークを通じて対話を深めていったそうです。一例には、団体を生き物に例えるワーク。「龍」や「アメーバ」とそれぞれが考える団体を体現した生き物になりきって体を動かし、そこから団体の課題を浮き彫りにしていきました。発表会当日もその生き物になりきった姿を見せていただきました。

アドバンスを通じて、これまで団体からの発信は十分に実施してきたが、ステークホルダーの声をもっと聴くことが必要であるということに気づかれたそうです。


<メイン講師長浜からの講評>
・毎年バージョンアップを感じる。団体内部の様子、想いが卒論から感じとれる。

・「大事なのは作ったプランを実行すること」と言われるが、作ったプロセスも大切。まずは、どういう気持ちで作り上げたかをメンバーで共有し、ここまでたどり着けたことに対してお互いをねぎらい合ってもらえたらと思う。
・カレッジの卒業は「それぞれの団体のビジョンを実現した時」。実現には、一団体だけでは難しいこともある。参加した団体同士が協働が重要だと思うので、「お互いのビジョンが実現した時」を卒業としたい。

<市民協働推進課松尾係長からの感想>
5団体の発表、資料からみなさんの想いが伝わってきた。それぞれの団体、参加している一人一人の想いが、今日改めて形になって可視化されたと思う。各団体が色々な方向を向いている中で、目指すものを可視化し、共有することの大切さを改めて感じる。それは今後協働をすすめていく市役所にも必要だと感じた。


 

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