「まちだづくりカレッジ」2021年第1回開催レポート<5月27日@オンライン>
対話を重ねながら団体の事業計画を作り上げる伴走型連続セミナー「まちだづくりカレッジ」2021度期が、5月27日に開講しました。
今回は、地元の町田で良い演劇を観ようと活動を始め37年の歴史を持つ団体、精神科へ入院する方向けに入院に必要な物資を無償でお送りする活動をしている団体、難治性疼痛の患者さん・そのご家族などを対象にイベント企画を行う団体など、それぞれ想いのこもった多様なメンバーでスタートを切りました。第2回からはもう1団体加わる予定です。
第1回は、前半はそれぞれの自己紹介・団体紹介を行い、今年度のカレッジを共に歩むメンバーと顔合わせを行うとともに、5回連続講座であるカレッジのゴールなどをお伝えしました。
そして後半からは本日のメインである講義へ。
第1回のテーマは「ビジョン/ミッション/バリューを考える」です。
ビジョン/ミッション/バリューというと聞き慣れない場合もあるかもしれませんが、理念、使命、社是・社訓・行動指針などとも言い換えられます。
さらに講師の長浜は、ビジョンとは「自分たちがどうなりたいかではなく関わる対象にどうなってほしいか」、ミッションとは「自分たちの専門性や経験を活かし、どういう役割を持って対象者に関わっていくか」、バリューとは「自分たちがどんなノリ・雰囲気・スタンス・姿勢で活動をしていきたいか」だと説明しました。
<講義中に出た感想一部ご紹介>
・自分たちの団体と照らし合わせて講義を聞くことができた。これから整理をしていきたい。
・ビジョンやミッションを定めるということは「自分たちがやらないことを明確にする」ことでもある、というお話にすごく納得がいった。
・ビジョンは自団体のみで達成できることではなく、他団体もそれぞれのミッションを掲げて異なった活動をすることでビジョンの達成に向かうということを学び、今までのモヤモヤが晴れた。
次回は6月24日(木)9:30~12:30、オンラインでの開催です。テーマは「事業のパートナーとお客様を考える」。
単発での参加も可能ですので、こちらより詳細をご覧ください。