立教大学ゼミ「学びを通した地域創生」の授業でゲスト講師としてお話させていただきました!
11月9日、立教大学のゼミの1つ「学びを通した地域創生」の授業でサポートオフィス喜田・橋本がゲスト講師を務めました。本ゼミの講師辻英之先生(NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター代表理事)がお話しされているゼミのねらいは「学び×地域」「多様」「考える」の3つ。毎回、実践家を中心とする多彩なゲスト講師(地方自治体首長、東日本大震災被災者、NPO代表など)と学生の意見交換を中心としてすすめられています。立教大学の学生のほか、他大学からも何名か授業に参加しているインターカレッジのゼミです。
学生には事前に喜田・橋本が録画したプレゼン動画を観ていただき、当日の授業では学生たちとのコミュニケーションや質疑応答がメインで行われました。Zoomのチャットやブレイクアウトルーム、Jamboard(Googleのリアルタイムで共同作業できるデジタルホワイトボード)を使ってテンポ良く進んでいきました。
以下に、実際の質疑応答やいただいた感想の一部をご紹介します。
◆質疑応答
Q.地域活動で学生でもできることはありますか?
A.活動団体にとっては、学生の視点で団体の活動の価値や魅力を言葉にして伝えるだけでもエネルギーになるという声があります。また、学生が参加するというきっかけで自団体の活動をどう説明したらよいかを考えたり、質問されることで、今まで当たり前になっていて説明してこなかったことをどのように説明するかの良い機会になったという声があります。まずは、イベントなどに参加してわからないこと、知らないこと、素敵だなと思ったことを言葉にして伝えるだけでも良いと思います。。
Q.社会人になっても活動を続けていく人が多いのはいいことだと思っているのですが、どうすればうまく続けられると思いますか?
A.1つは若者が市民活動に参加しやすくなるようなきっかけや取り組みが地域にたくさんあることが大切だと思っています。もう1つは若者個人の意識だけの問題にせず、若者が市民活動をしやすい環境(例:働き方や職場環境)を作ることが社会的に必要だよねという価値観が根付くといいなと思っていて、私も今それについては日々考えているところです。
◆学生の皆さんからの感想
・地域活動の根底を支えられているんだなと感じました。また町田市が良い街づくりをされていると感じました。個人的にこれから沢山の市民活動団体を知ること、興味を持ったら調べてみたいです。
・NPOや市民団体に学生が関わることの意義が理解できました。色んな団体のお話が聞けてとても興味深かったです。もっと自分も積極的に行動したいと改めて思いました。貴重なお話をありがとうございました。
・実際にまちカフェなどの活動にも携わってみたいと思いました。興味がある活動にはこれからもどんどん積極的に関わっていきたいです!
◆学生の皆さんから「今日の学びをひと言で」
・めげずに働きかけたり、よくはなしを聴いたりすることで、つながりの構築や課題解決に繋げることができる。
・学生としてできることをもっと考えて行動したい。本当に自分が思いつかないような活動をしている団体がたくさんあると知った。
・異なる立場や世代の人がつながることで気づかなかった新たな視点が得られたり、発見があったりして、そういう場を作ることの大切さを感じました。
自組織についてお話しさせていただいたりご質問をいただいたりする機会は、普段の活動を振り返る貴重な機会です。講演などの機会は、引き続き積極的にお受けしていきたいと思います!ご希望の方は、サポートオフィスまでご連絡をお願いいたします。