【実施報告】昭和薬科大学地域連携センター・町田市地域子育て相談センター共催「おくすり・子育て相談カフェ」が開催されました。
2月26日(木)10時30分~12時、昭和薬科大学「すずらん」にて昭和薬科大学地域連携センター(センター長吉永真理教授)と町田市地域子育て相談センター共催で実施された「おくすり・子育て相談カフェ」の様子を報告します。本企画は、子育て世代が薬剤師に気軽に相談できる場として実施しているもので、サポートオフィスは、本事業の運営に協力しております。
当日は、2組の親子が参加しました。1組はパパも一緒に参加していました。はじめは、地域子育て相談センターの方が準備したおもちゃコーナーで親子で一緒に過ごしました。お子さんたちが慣れてきたあとは、お母さんはお子さんと離れて、ゆっくり薬剤師さんへの相談タイム。お子さんたちは、地域子育て相談センターの方、昭和薬科大学の学生さんとおもちゃで遊んでいました。

以下当日にあった相談と回答をいくつかご紹介します。
Q 溶連菌感染症になった際に薬を飲んだらアレルギーのような症状があった。
A 溶連菌感染症に処方されるのは、ペニシリン系とセフェム系の抗生物質。アレルギーかどうか特定するのは、なかなかむずかしい。アレルギー検査で実施するパッチテストをお子さんがやるのはリスクが高い。
Q 薬によって飲む飲まないがある、薬局で薬の味など教えてもらうことができるか。
A 飲まない原因は、必ずしも味だけではないこともある。ただ、薬剤師に聞けば甘い・苦いや何に混ぜると飲みやすいかは教えてくれるので聞いてみると良い。
Q 薬の形状は選べるのか。
A 粉薬とシロップ薬でいうと、両方ある薬とないものとある。もし選べるなら保存を考えると粉。シロップは、子どもが飲みやすいけど保存性が良くない。衛生面を考えて粉薬で処方するお医者さんも多い。また、病院によっては問診で薬の形や1日の服用回数の希望を予め聞いてくれる所もある。
Q 抗インフルエンザ薬は、どういう基準で処方するのか。
A イナビル(吸入)は5歳以上。その他、患者さんの状態や在庫状況など複合的にお医者さんが判断する。希望を聞いてくれる時もあるので何か希望があれば伝えてみても良い。お医者さんに伝えにくければ薬剤師に相談してもらいたい。

こうした相談以外にも「大学病院で処方された薬が近所の薬局で在庫がなくて困った」「お薬手帳は紙とアプリどっちが使いやすいか」「漢方薬は麻黄湯と葛根湯は常備している」などの話題がでました。
また、参加してみて、お子さんは地域子育て相談センターの方や学生さんが遊んでくれてゆっくりお話しできた。その点が伝われば、参加したい方がもっと増えるのではないか、という意見もありました。お薬の相談というだけでなく、カフェという名前の通りお母さんがゆっくりお話しできる場となっていました。来年度も開催予定ですので、お薬の相談だけではなく、健康のことや子育てのことで話してみたいことがあったら、ぜひ参加して頂きたいと思います。
最後は、地域子育て相談センターの方による「お楽しみの時間」。はじめに「どんな色が好き」の歌を学生さんも一緒に参加して、ふりつきでお披露目。その後、絵本の読み聞かせで終了しました。お子さんたちも音楽に合わせてからだを動かし、それを見守る大人にとっても楽しい時間となりました

