【実施報告】みんなの経験共有会vol.2~協働事業やってみた!「協働事業に取り組んだ経験共有会」を開催しました
サポートオフィスでは2022年4月より月1回、多彩なゲストをお招きし、一人ひとりの経験や挑戦を市民の知にしていく場「みんなの経験共有会」を開催しております。2回目となる5月31日(火)は、「みんなの経験共有会vol.2~協働事業やってみた!『協働事業に取り組んだ経験共有会』」を開催しました。
今回は3名をゲストにお招きし、他団体と協働の取り組みを実施した経験や、協働ならではの苦労・喜びについてお話しいただきました。進行はサポートオフィス喜田が務めました。
参加者の方からは、
・ゲスト3人のお話がすごく身近な話題であったので大変参考になりました。楽しく聞けました。
・団体内で話し合いを行うことにより、協働がさらに意義あるものへ進化していくという過程が特に参考になりました。その他もたくさん気づきがあり、自分なりの考えをまとめることができました。
・お互いの理想や理念をすり合わせる大切さを感じ、今後の活動に活かしていきたいです。
などのご感想をいただきました。
「協働事業に取り組んだ経験共有会」でのポイントまとめ
1.「楽しい」「こうしてみたい」「同じベクトルを向いている」がスタート 地点 2. 自分と協働相手が何を大切にしているかを知り、なぜ協働するのか?相手の立場に立ってメリットを考える 3. 「違いは魅力」ととらえ、弱みをさらけ出し強みで補い合う。事業のことだけでなく、関心事、気持ちなども共有し、遠慮なくコミュニケーションをする |
以下、当日のトークセッションをレポートします。
<ゲストご紹介>
行政職員・市民の立場・中間支援組織職員という立場の異なるお三方がゲストとして参加くださいました。
◆町田市防災安全部防災課地域防災担当 山内紘一さん
◆まちいろドロップス 文平光子さん (まちいろドロップスFBページ)
◆一般財団法人町田市文化・国際交流財団文化団体支援室 今井麻子さん(町田市文化・国際交流財団 ホームページ)
喜田:この会は「経験共有会」という名前の通り、実際に経験してよかったこと、難しかったことなどを共有していただきます。現代は正解のない時代ですので、誰かが正解を持っているわけではありません。実践者の声を聴くこと、その声が蓄積していくことが一番ではないかと思い、この会を開催させていただいています。
今回は「協働」というかなり難しいテーマなので、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。はじめに協働とはということお話させていただこうかと思います。辞書では【同じ目的のために力を合わせて働くこと】と書いてあります。もう一つよく使う「共同」は【二人以上の人が一緒にする】と書いてあります。また、日本NPOセンターのホームページでは、「協働」とは【異種異質の組織が、共通の社会的な目的を果たすためにそれぞれのリソース(資源特性)を持ち寄り、対等な立場で協力して働くこと】と書いてあります。「同じ目的」「対等」といったことが「協働」のポイントのようです。
市民協働、官民協働など言われますが、今日ここでお話ししていただく、「協働」は、必ずしも行政と市民、組織と組織ではなく、立場を超えて何か同じ目的のために一緒に取り組んだ、というように少し広く協働をとらえてお話を聞いていきたいなと思っています。
「協働が大切」ということはNPOができて20年ずっといわれています。SDGsにおいても「パートナーシップ」が重要なキーワードになっているくらい、一つの組織、一つの専門家とではなく、みんなでやっていくことが重要ということが広がっているかなと思います。
一方で、成功した協働事例はなかなかなく、実際やってみると難しい。お互いの弱みばかりに目が向いてしまったり、フラットな関係が築けず本音が出せず、表面的な協働に終わってしまったりということを皆さん経験しているのではないかと思います。ですので、本日は協働を進めていく中で大変だったこと、工夫したこと、こんな風にしたらうまくいったことなどを率直にお話いただけたらと思っています。
喜田:まず初めに自己紹介と、これまでの協働事例・経験をお話しください。
山内さん:防災課2年目、2017年に入庁。以前の環境・自然共生課では緑のカーテン事業を担当していました。民間企業とも環境対策を進めていきたいと思い、企業がどうしたらお金にならないことをメリットとしてとらえるか、行政にどうしてほしいか等を探りながらプレゼンや打ち合わせ進めてきました。
参加していただく企業にプレゼンをするときには、事前にその企業の企業理念を調べてからプレゼンをしたら、経営者層に聞いてもらうこができ、実施に結び付いたといった成功例もありました。逆にポイントがずれていたかな?という経験もあります。
防災課は災害が起きると緊張感が走りますが、普段は発災時に備えている部署です。市役所に入職する前は研究者として地震の研究をしていました。研究では地震が起きる前のこと、今の仕事では地震が起きた後のことをやっています。起きる前のことは防げないですが、起きた後のことをいかに伝えるかが大事だなと思ってやっています。
昨年度、法政大学多摩ボランティアセンターの学生さんと市民・学生若者向けに防災知識をどう伝えたらいいかということで、隣にいらっしゃる文平さんと一緒にまちカフェ!(※)の場で町田市の防災対策や実際何が必要なのかというお話しさせていただきました。あの場はどうだった?という苦労話やここよかったよね、といったところも今日お話しできたらと思います。よろしくお願いいたします。
※サポートオフィス注:町田市市民協働フェスティバル「まちカフェ!」。年に一度開催される市民活動の祭典のこと。
文平さん:町田には結婚で引っ越してきて7年目です。2人の子どもがいます。元々は中学校のスクールカウンセラーをしていました。今はとある高校の総合的な探求の時間の授業で、哲学対話のアシスタントに入っています。オープンダイアローグのイベントスタッフもしています。日常の中でもっと対話があってほしい、誰もが安心して声を出せる場を実現したいと思って場づくりを模索しています。
協働で取り組んだ事例の一つ目は、2020年のまちカフェ!での「中学校によりよい給食とどけ隊@町田」とのコラボです。一緒に子育てサロンをしていた友人とサポートオフィスの橋本さんとの出会いがきっかけで、現役ママと学生とで何かできないかということが発端でした。
まちカフェ!で出会った「中学校によりよい給食とどけ隊@町田」の方が、私たちの哲学対話に参加してくださり、そのアフタートークの時にコラボをもちかけさせていただき実現しました。第一部で町田市の学校給食の現状をお話しいただいた後に、第二部で「子どものころの給食の思い出は?」というテーマで対話を実施し、盛り上がりました。
その後個人的にも仲良くなり、翌年2021年の「まちカフェ!マルシェ」では出店のお手伝いをしました。
二つ目は、2021年のまちカフェ!で学生さんたちと一緒に実施した防災をテーマにしたイベントです。学生さんのコーディネートで、第一部では山内さんより、町田市の防災状況についての講義があり、その後、第二部で参加者の方たちとの対話を実施しました。防災についてただ講義を聴くだけではなく、そのあとに参加者が意見を言い合いながら対話ができたイベントになりました。
今井さん:町田市民ホールと、和光大学ポプリホール鶴川の2つの施設の指定管理者である町田市文化・国際交流財団の文化団体支援室で仕事をしています。市内全域の文化活動を支援をすることを目的とした部署です。
市民団体がメインで動かれている事業に支援室が継続して関わることで、団体同士のマッチング・ハブ的な役割になることなどができたらと思っています。
最近の協働事業として、町田薬師池公園四季彩の杜 西園の企画に参加しました。華道の団体に公園の木を利用してお花を活けていただく企画を提案したところ「公園の木は勝手に切ってはいけません」ということでした。調整をしていくなかで「切る予定の木は切ってもいい、抜く予定のものは抜いてもいい」という話になり、そこから結果的にSDGsの視点を入れた様になりました(笑)。関係機関と調整し、伐採した枝や花を使った生け花展を実施できました。
喜田:自己紹介の時点で協働をすすめるヒントを沢山いただきました。相手のメリットを考える、提案を実行するまでの調整・苦労などもこのあと詳しく伺えたらと思います。ではこの後はこちらから質問をさせていただきますので、各自ご回答ください。
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Q1.協働するにあたり大変だったなということ、その乗り越え方を教えてください。
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山内さん:行政の立場で答えるならば、町田市としてもこれから目指す方向性があり、そのベクトル(方向性)は変えられないというのがあります。協働する組織と自分たちのベクトルはどれくらいずれているか、どうすればそのベクトルが合うようになるかを引き出し合えないと、協働する意味はないのではと思っています。
どうすれば行政とうまくやれるかに関しては、行政はやはり「なんで実施するのか?」という理由付けが必要です。なので「なぜか?」の理由付けがしっかり定義されていると行政としても動きやすいですね。協働は他組織と一緒にやることが多いと思いますが、ベクトルの向きと理由付けが個人的には大事だと思っています。
喜田:一緒に理由付けを考えていくというコミュニケーションもいいかもしれないですね。引き出し合えないと、協働する意味はないという言葉は心強いなと思いました。
文平さん:山内さんがお話された「ベクトルの向きと理由付け」、という言葉が響いています。
相手の団体さんでも個人の方でも最初は意気投合して「やろう!」と盛り上がるのですが、自分の意志やお互いのやりたいこと、イメージをすり合わせるのが大変だと感じています。同じ土壌で活動をしている人とはポンポン言葉が伝わり企画がまとまることが多い。でもぜんぜん違う分野の方にどういう言葉を使えばわかりやすく伝わるか、日々考えています。そうすることで、自分がやることの輪郭がはっきりしてくるように思います。
コラボでイベントを企画することが決まったお相手の団体さんには、哲学対話がどんなものなのか実際に試してみませんかということでお試し会をやりました。事前に一緒に体感してもらうことで本番でも問いを出してくれるなど、哲学対話らしい場を作ることができました。
喜田:協働の前に、まずは自分たちがやりたいこと、自分が何をする人なのかを自分で理解しておくことも大事だなと、感じました。
今井さん:私は組織内(財団内)での調整を一番大事にしています。新しいことをやるときに、文字通りに説明しても、“うん”と首を振ってはくれません。「市民団体がやるメリットや目的は分かる。それは素晴らしいことだけど、財団が入る理由はなんですか?」という問いに、スタッフが答えられる必要があります。押し切って進めることもできるけれど、内部調整ができないことは外部に持ち出しても弱い。今年、来年と続けていくことが大事だと考えるので、そのためにも組織内でも味方を増やしていかないといけない。
例えば、和光大学ポプリホール鶴川でやるときには、警備員さん、職員さん、など日々の運営を一緒にやっている仲間にルールを変えて無理をお願いすることもあります。そういう方たちにもポプリホールにとっていいことがあるということを実感してもらって、仲間を増やしていかなければならない。それが使命だと思っています。
一番大変な部分でもあり、苦労ですが、自分が楽しそう!とスタートする感覚を、いかに万人伝わるように言葉にしていくか、一緒にやる団体とストーリーを作っていくことに一番力を入れています。市民団体だけでやるよりも、財団、行政が加わることでより良いものになる、より多くの人に届くということを伝えていきます。乗り越え方としては、チームワークとコミュニケーション。話していくことしかないですね。
喜田:ありがとうございます。聞きながら反省しきりでした。外ではやろう!と盛り上がって気持ちが高揚しても、意外と内部の調整や身近な人への説得をおろそかにしがちだなと。では、協働をすすめるにあたり、誰でもできそうな工夫やコツはありますか?
今井さん:「ただ今井さんが楽しいだけじゃん」と、個人的な感覚・感情だけで動いているのではないと伝わるように意識しています。財団内でプレゼンするときは、あえて個人的な感情を織り込まないようにしています。一方で相手個人に関心を寄せたり、自分個人にも興味を持ってもらうコミュニケーションも必要だと思います。
文平さん:「自分が楽しい!」と思うところが出発点であると思います。その上で相手の団体さんのこういうところが好き、こういうことが一緒にできたらおもしろい!というのが一番最初。今井さんがおっしゃったように、それを伝えた時に「あなただけが楽しいでしょ」と言われたら悲しい。協働するメリットというか、団体として労力や時間をかけただけこんなにいいことがありそうですね、ということを言葉として伝えていかなければならないなと思いました。
山内さん:個人的には楽しいことが一番かなと思っています。防災・災害が楽しいという人はいない中で、いかに興味を持ってもらうか、ポジティブな気持ちを生み出すかということをすごく考えているところで、そのきっかけづくりが今はまだできていないと痛感しているところです。
喜田:相手の企業理念を調べたり、相手がメリットと感じるか、何を楽しいと考えているかを下調べしたりすることも大切ですよね。
また、先ほどしていただいた自己紹介では、みなさんがパーソナルな部分についてのお話しもされていて、そういう話題があると一気に距離が縮まりますよね。信頼性をつくるというところで無意識に工夫されているのかな、と感じました。
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Q2.参加者から事前にいただいた質問です。ネットワークづくりや情報収集はどのようにしていますか?また、今後繋がりたい団体はありますか?
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山内さん:情報収集で一番多いのは、ニュースを見たりSNSでチェックしたりすることですね。休日は仕事をしているわけではないのですが、SNSを見ていたりすると地域ネタに出会うことも。ふとしたところにある情報にいかに気づけるか、無意識のときこそ情報は落ちているなと思っています。
今後繋がりたい団体についてですが、防災課としてまだまだ多様な世代と繋がれていない現状です。大切な情報を伝えるためにもアプローチしていきたいなと考えています。ですので、誰とでも繋がりたいです。
文平さん:Facebookで自分はこんなこと考えている、今日はこんな話をした、という情報発信をしていると、意識しなくても同じアンテナを持っている人たちが反応してくれるなと感じます。今、他にも取り組んでいる活動がいくつかあるのですが、そちらの活動の方から自分のやりたい対話の活動につながったりと、ご縁をいただくことになったという経験もありました。
今井さん:業務ではできるだけイベントに顔を出して地道に人とのつながりを作ろうと努力しています。本来自分では、プライベートと仕事を分けるということを意識していますが…やはりプライベートの時にアイディアを思いつくことも多いです。
コラボしてみたい分野や団体としては、今支援室では文化以外のジャンルの団体さんと繋がる段階にきていると思っています。ただ私たちの組織は文化振興が目的なので、他分野とご一緒しながら、文化に寄与するということを実現していきたいです。
喜田:お三方の共通点は「自分はこれ!」というテーマがありつつも、好奇心が旺盛ということがありますね。アンテナを張っているので情報を拾うことができるのかなと思いました。
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Q3.大きな組織内部で調整がうまくいかない場合、協働する外部団体側として何かできることはありますか?
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今井さん:私たち財団が関わることで公共性が高まり幅広い人たちにメリットがあるというストーリーを団体の方と一緒に作っていきたいです。活動が素晴らしくても、それを伝える相手は全く興味がない場合も、反対意見の場合もある。私たちにとってごく当たり前なことでも、相手は違うかもしれない。そこからスタートすることが大切だと思っています。
山内さん:「こういうことがしたいんだけど」と企画が出来上がる最初の段階で声をかけてほしいと思います。市として入る余地がないと意味づけが非常に難しいため、企画が固まってしまう前に一緒にお話しできると内部的にもスムーズにいくのかなと思います。
喜田:市民の観点からすると、生煮えの状態で行政の人に相談してもいいの?という気持ちもありますが、気軽に相談しても大丈夫ということですね。部署によっても異なるとは思いますが、まずは一旦相談してみるのが大切ですね。
文平さん:苦労したことということで、思い出したことがあります。私は子育て中の主婦なので、打ち合わせの時間を学生さんたちと合わせることと、コラボを進めていくうえでの窓口になってくれる人を見定めるのに時間がかかりました。
喜田:大事ですよね、連絡手段。打ち合わせがやりやすい時間帯は属性によってかなり違うので、お互い遠慮して聞かないでいると、いつまでもかみ合わない。サポートオフィスでも学生と団体をマッチングする事業では、最初に相談して連絡方法などを決めています。簡単にできる工夫の一つですね。
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Q4.(会場から質問)協働を試みる段階で、経験値やリソース(資源)の違いで対等な立場を築いていくことが難しいと感じています。片方が主導権を握ったようになり、相手が主体性を失っていることを実感しています。お互いを大事にして協働していくための工夫や相手への言葉がけなどアドバイスがあればお願いします。
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山内さん:私たちもこういうことがしたいんだけど、というお話をいただいたときに、対等かどうかをあまり考えていないです。
参加者:対等ってないと思っています。違うのだということを前提にどう仲良くやっていくかということを考える。楽しくて何が悪いと開き直るといいなって思います。人間は虫と一緒で明るいところに集まってきますから、やりたい人がやりたいことをやる。対等よりも他に大事なことがあるのではないかと思います。
喜田:個人的には、お互いの苦手とか弱いところを先に理解しあえるといいと思います。それぞれに強み・弱みがあるから協働するというところもありますよね。全部得意だったら組む必要はないと思うので、組み合わさることでパズルのようにピースが合ってきます。
経験共有会では、最後にゲストの方からメッセージを掲げていただき、クロージングとしております。今回のお聞きしたのは「あなたにとって協働とは?」です。3人に書いていただいたものを以下に紹介いたします。
山内さん:「非常識との出会い」
非常識という言葉はマイナスイメージかもしれないですが、「今日の非常識は、明日の常識かもしれない」という言葉があります。協働に取り組むきっかけは、新しいことをやりたい=非常識だと思うので、チャレンジしているんだぞ!という心持ちでいます。
「もっとこうだったらいいのに」という感情は、「もっとこうしたい」という想いの現れなので。目的を失わないとう大切さもお二方のお話からも聞けました。
「対等」というテーマに関しては、市役所という立場からも更にアプローチしていけることがあるのかもしれないと思いました。
文平さん:「こだわらない、でもゆずれないことを相手に伝わるように伝えていく」
哲学という言葉に思い入れがありますが、周りの人からは「哲学」という言葉自体で難しいと思われているという体感があって。哲学という言葉へのこだわりを手放してもいいかなと思いました。一方で確固とし持ち続けていたい本質は譲らずに、相手にわかるように伝え続けていきたいなと思いました。
今日の話を通して、「お互いの関心の交差点を探り続ける」という姿勢が大切だと感じました。協働相手の関心がズレてきていないか、時々でお互いの関心を声に出して探っていく、相手の言葉の背景まで知ろうとしていくことが大切だと感じました。
今井さん:「化学反応」
目的に向かっていく過程の中でも予想外の成果が生まれる。想像していなかったことが起きる。今度はどんな化学反応が起きるかな?と思いながら日々業務しています。
職場のコミュニケーションでも、自分が足りないところと相手が助けてくれたところの重なりから何が生まれるのかな、というところからも「協働」をあらためて考えてみたいと思っています。
今回もイベント終了後は、会場の時間いっぱいまで、登壇者、参加者、スタッフとの交流がたくさんありました。今後も多種多様なテーマで開催してまいりますので、ぜひご参加いただければと思います。
次回は6月22日(水)にvol.3~学生と一緒に活動してみた!「学生との協働に取り組んだ経験共有会」を開催いたします。
詳細・お申し込みについてはこちらのページをご覧ください。