【実施報告】<まちカフェ!オープンデープチ講座開催レポート>団体の魅力を伝える広報講座 基本の「き」を開催しました
町田市市民協働フェスティバル「まちカフェ!」の参加団体から提案された「地域活動団体がいつでも交流し学び合える場」として、今年度5月より毎月1回(第1木曜日)、市役所2階の市民協働おうえんルームにて<まちカフェ!オープンデー>を開催しています。
8月4日に実施したオープンデーでは、プチ講座として<団体の魅力を伝える広報講座 基本の「き」>を開催し、11名の方にご参加いただきました。講師はサポートオフィス杉山久美子が務めました。
講座の中では、「届けたい人に届く方法で情報発信できているか?」、「団体の関係者全員が広報部員になれているか?」を講義・ワークを通して丁寧に確認しながら進めていきました。
参加者の方からは、
・改めて団体の広報をチェックすると、他にもできることがまだまだありそう!と目から鱗でした。
・団体の他のメンバーにも広報を一緒にやってもらうことの大切さを感じました。
などのご感想をいただきました。
*今回のレポートはサポートオフィスにインターンシップとして参加している、立教大学コミュニティ福祉学部3年生 菅谷大地さんに書いていただきました*
◇基本その1・広告・広報・PR の違いを知る/自団体にあった広報ツールを知る
広告・広報・PR はそれぞれ、団体の活動内容やその商品・サービスを知ってもらうために行うという点は共通していますが、広告が「広告料を支払い情報を世の中に伝える」のに対し、広報・PR は「無料で広く知らせる」「継続的な印象を作りファンを増やす」という点が特徴です。
近年は SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やオウンドメディア(自社運営メディア)、パンフレット・チラシを通じて自ら情報発信ができる時代になってきています。このように基本その1では「広告・広報・PR」にどのような違いがあるのかについて詳しく学んでいきました。
また、ホームページや SNS 以上に活用したい、情報発信ツール・場についてもご紹介しました。
人:身内の知り合いから広報の輪を広げていく方法
例)団体メンバーや団体役員、近隣の団体や一度参加してくれた方々。
場:「情報を届けたい人はどこにいるか?」を考える
例)市役所やサポートオフィス、社協や図書館、よく行くお店や子供の習い事先など
◇基本その2 心に残る広報・PR をする
その2では広報・PRの方法について詳しくご紹介しました。私たちの周りには「情報」が溢れています。平成18年度の情報流通センサス報告書によると、過去10年で人が接する情報量は530倍増えているとも言われている中、大切な4つの『ど』について説明しました。
どんなひとに -ターゲット
どんな情報(印象)を届けるのか -訴求内容
どうなれるのか -価値
どうやって伝える? -広報ツール
このように4つの基本を押さえることで、自団体にとって広報・PRしたいコト/モノを整理することが大切です。
<インターン生 菅谷の感想>
今回の講座を受け、とても勉強になる部分や感動する部分が多かったです。講座では、実際に団体がなぜ広報を必要としているのかを聞き、到達点を分析していくことで、改めて広報の大切さを知ることができました。その中で、団体それぞれが求めているニーズに寄り添い、個々に合わせたアドバイスを親身に細かく考え、講義している姿がとても印象的でした。
次回の<まちカフェ!オープンデー>は9月1日(木)10時~17時に開催します。詳細は下記ページをご覧ください。プチ講座では、「参加したくなるイベントチラシを作ろう講座」を予定しております。ご関心ある方はこちらも併せてご覧くださいませ。
▼<まちカフェ!オープンデー>について詳細はこちら
https://machida-support.or.jp/event/machicafeopenday0804/
サポートオフィスでは、団体の広報やチラシ、SNSについてのご相談も随時受け付けております。ぜひお気軽にご連絡ください。