【防犯プラスON】コミュニティさろんばんば 防犯交通安全ミニ講座
本事業は、町田市市民生活安全課からの委託により町田市地域活動サポートオフィスが実施している「ふだんの活動にプラスON 交通安全・防犯協働事業」の 一環で開催されています。
2024年9月26日(木)、下馬場町内会館で開催されたイベント「コミュニティサロンばんば」にて、サポートオフィス山根より防犯と交通安全についてミニ講座を実施し、6名の方が参加されました。
参加者には、参加の記念品として反射材キーホルダーと反射材の靴シールが配布されました。また、今回「ふだんの活動にプラスON事業」を活用して下馬場町内会館でのイベント参加者向けに、ポイントカード冊子を作成・配布しました。この冊子の中には、特殊詐欺の対策、ながら防犯についてや交通安全の注意点が掲載されており、今後も継続的にサロンに参加される方に向けて啓発していく取り組みとなっています。
▲「ふだんの活動にプラスON事業」を活用して作成したポイントカード冊子を作成・配布
ミニ講座では、特殊詐欺のなかでも「還付金振り込み詐欺」「架空料金請求詐欺」「キャッシュカード詐欺」の手口について警視庁の動画を視聴し、具体的な対策についてお話ししました。
どの詐欺事例も手口が巧妙ですが、共通しているのは「驚かせる、不安にさせる、急がせる」など判断を誤らせるための心理的な仕掛けがあることです。
詐欺に遭わないためには、以下のようなポイントがあります。
・電話に出ない
詐欺の多くが固定電話から始まります。そのため留守番電話の設定にし、直接電話に出ないことが大切です。
・「今日中」「すぐに」など焦らせる内容は詐欺と判断する。
・ATM前に誘導し操作させるものは詐欺と判断する。
「自分は絶対詐欺には遭わない」とお話されていた方も、手口動画を視聴すると「他人事ではない」と現実感ができたようでした。また、体験談をお互いに聞き合いながら、地域防犯について考える時間となりました。
コミュニティサロンばんばのように、近隣地域住民が定期的に集い、おしゃべりや情報交換をする機会があると、困ったときや不安なときに相談できる関係性ができると感じました。地域での顔の見える繋がりが、もっとも有効的な防犯対策のひとつだと思います。