【防犯・交通安全プラスON】小山田桜台まちづくり協議会
本事業は、町田市市民生活安全課からの委託により町田市地域活動サポートオフィスが実施している「ふだんの活動にプラスON 交通安全・防犯協働事業」の 一環で開催されています。
2024年10月4 日(金)、小山田桜台まちづくり協議会主催として「交通安全ミーティングと特殊詐欺撃退セミナー」を開催しました。セミナーのチラシを住民に全戸配布し、当日は24名の方が参加されました。
初めに、特殊詐欺について町田警察よりお話がありました。
特殊詐欺に遭わないために、大切なことは以下の2つです。
①手口を知る
日々巧妙化する詐欺の手口を知るっていれば、もしも時にピンと気づくことが出来る。
また、知人同士で話題にしたり広めたりすることで、防犯につながる。
②電話に出ない
詐欺の始まり電話からです。電話に出ることは個人情報を与えることになります。電話には出ない、留守電機能を設定するなど対策を講じる。見たことのない番号、「+181」「+44」など国際電は出ない。
その後、最新の詐欺の手法やその他の詐欺にについて、情報共有や対策についてお話がありました。
新手の詐欺手法
最近ではSNSによる被害が増加している。具体的には、LINEトークをつかって投資の勧誘やロマンス詐欺、警察なりすましなどの手法で20代~40代でも被害が発生しており、世代に関係なく気をつけなくてはいけない問題となっています。また、手法の巧妙化として、「親の」還付金の手続きについてなど、ひねりを加え判断を迷わせるものが出ている。更に、ATM振り込み詐欺は、自宅のインターネットバンキングで入金をさせるようになるなど、誰かに停めてもらう隙を作らせない内容も起こり始めている。
PCウイルス詐欺
パソコンやスマートフォンにウイルスがかかったと見せかけ、警告音を鳴らし、サポートセンターへの電話を促す詐欺。【Alt+F4】ボタンを押してみるか、慌てずに電源を切る。
続いて、交通安全についてお話がありました。
・高齢者の自転車単独事故件数が多くなっている。
小さな段差での転倒などで救急搬送に繋がった例もある。自転車事故の6割以上が頭部である。ヘルメットも様々な種類が出ている。町田市から費用助成もあるので活用してほしい。
参考:自転車用ヘルメットの購入費を補助します/町田市ホームページ (city.machida.tokyo.jp)
・高齢者の歩行注意
遠回りでも横断歩道以外の場所で横断しない。青信号でも急な車が来る可能性があることを念頭に置いて、慎重にわたる、反射材などを着用するなど工夫しましょう。
・高齢者ドライバーについて
昨年度市内の死亡事故2件は、いずれも高齢者の単独事故で70歳以上の高齢者の踏み間違いだそうです。身体の変化、体調の変化、目が見えずらくなってきたなど、ご自身や周囲の方の変化に目を向けてみましょう。
チェックリストで現在の状況を客観的に確認することもできます。
後半は、町田市市民生活安全課職員の進行で、グループでの話し合いを実施しました。講話を受けて「大事だと思ったこと」「他の人に伝えたほうが良いと思ったこと」をまとめ、5グループに分かれてディスカッションし発表しあいました。
各グループとも、車のドライバーとしての視点、自転車運転者としての視点、歩行者としての視点を見つめ直し、交通事故に巻き込まれない為に大切なことなどをについて、各参加者とも交通事故に対して日頃感じていることも多く、活発に発言されていました。
ディスカッションでは、実際に地域で暮らす方々の生の声も聞くことが出来ました。
社会全体、地域全体でお互いを補い合い、助け合うためにルールを活用し、守っていけると良いですね。