「まち“だ”づくりカレッジ2020年1期」最終報告会<10月22日@午前>
10月22日(木)市役所2階のおうえんルームにて、未来志向の事業計画をつくる伴走型連続講座「まち“だ”づくりカレッジ2020年1期」の最終報告会を開催しました。
「まち“だ”づくりカレッジ」では、これまで4回の講座を通じて、団体のビジョン・ミッション、ターゲットとステイクホルダー、事業計画、そして広報・情報発信とファンドレイジングについて学んできました。最終講となる第5回目は、ここまで議論を重ねてきた事業計画をA3用紙1枚にまとめて報告。最後の最後まで粘りに粘った力作の事業計画へは、鋭い質問や感想と共に大きな拍手が送られました。
◇各団体が作成したA3の事業計画書◇
● まちだで働くを考える会
● へりぽーと
まち”だ”づくりカレッジの卒論にあたるこの事業計画は、「発表が終われば終り!」となる計画書ではなく、今後団体が助成金や融資を受ける時や他団体と協働する際などのシーンで、相手の心をぐっと揺り動かすレベルの事業計画書を目指します。
今回の最終報告にあたって、講師からは「発表者は、ターゲットは誰か?誰に向けた発表なのかを意識しよう。聴き手となる人は、自分がそのターゲットになりきり、必要な根拠データや説明が入っているか?ターゲットにとってふさわしい表現になっているかを確認しフィードバックしていこう」という話がありました。
これも、みなさんが創り上げた事業計画書を説得力のあるプレゼンをするにはどうすべきか?どんなコンテンツが入っていると相手に信頼と期待を感じさせる計画書になるのか?を最後の最後まで受講したみなさんに体感してもらおうという講師からのメッセージです。
15分にわたる気持ちのこもったプレゼンタイムの後、10分のフィードバックタイムがあり、団体の未来に迫る鋭い質問や励まし、気づきがたくさん寄せられ、さらに考えを深めることに繋がりました。また、フィードバックコメントを参加者から付箋に書いて各団体にプレゼント。各団体たくさんの付箋が集まっていました。
◇ 受講されたみなさんからお寄せいただいたメッセージ ◇
「毎回課題が出されるのですが、それをメンバーと共に議論し、迷いながらも創り上げる過程が、組織力を高めてくれたように感じます。また、共通の認識・目標ができたことで、次にやるべき活動や行動を、団体内で判断しやすくなったと感じています」
「団体として機能させるには、更に腹を割ってメンバー同士で深堀を続けていく必要がある今後の課題も明確になりました。他団体の活動状況を知れることも大きなメリットでした」
「ひたすら走るだけでなく、立ち止まって事業を振り返ること、そして団体の課題を明確にしたいという思いで受講を決心しました。講義、ワークショップ、課題研究等全てのフェーズで斬新なアイデアやアドバイスを頂き気付きも多く、ワクワクする講座でした」
事業計画書に終わりはありません。
今後みなさんがどうやって磨きあげていくか?実直に活動に落とし込んでいくか?が重要になります。ここからがスタートラインとして、私たちサポートオフィスのスタッフ一同、引き続き伴走しながら活動のサポートをさせていただこうと思います。
本年度は、同内容で2期も同日の10月22日に開講しました。
次回は11月26日(木)オンラインで開催します。単発の受講も可能ですので、ご関心のある方は、こちらより詳細をご覧ください。
受講に際してもご質問は、サポートオフィスまでお気軽にどうぞ!