【実施報告】ユニコムプラザさがみはらのオーサーズカフェに登壇しました
7月24日(土)、相模大野駅近くにある公益社団法人相模原・町田大学地域コンソーシアムが運営するユニコムプラザさがみはらが隔月土曜日に開催しているオーサーズカフェにスタッフの喜田・杉山が町田市ユニカール協会事務局長の吉村義憲さんとともに登壇させていただきました。相模原市の方を中心として12名の方にご参加いただきました。
当日は「毎日の生活が広がる・つながる・ワクワクする!~市民活動はじめの一歩~」というテーマで前半は喜田が講演し、後半は実際に市民活動をイキイキと取り組んでいらっしゃる吉村さんと杉山の2人でトークセッションを行いました。以下に詳細をレポートいたします。
<前半:喜田による講演>
前半では「これからの時代のこと~市民活動ってなに~多様な市民活動」の主に3つをお話させていただきました。冒頭ではリンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(2016年)の内容を一部ご紹介。人生を「教育→仕事→老後」の3つのステージではなくマルチステージとして捉える必要がある時代になってきたということ、有形資産だけでなく無形資産(スキル、健康、人脈など)が今後は大事になるということをご紹介しました。
スキル、健康、人脈すべてが叶う市民活動、ぜひ大切にしていきたいですね。
<後半:町田市ユニカール協会吉村さん・杉山のトークセッション>
後半は実際に心も体も元気な人のあふれる街づくりの実現に向けて精力的に活動されている町田市ユニカール協会の吉村さんにご登壇いただき、吉村さんが定年退職後、どのようにしてユニカールというスポーツに出会い、活動を続けてこられたのかをトークセッション形式で伺いました。
今や地域で活躍されている吉村さんも定年退職後は試行錯誤の日々があったそうです。そんな中、住職さんから「まだまだこれから。今は修行の身なのですよ」と言われ人生100年時代に向けて自由になんでもやってみようと思ったこと、ご自身の経験からも「心から楽しめることでないと続かない」と感じたこと、ユニカールを始めて奥様とも一緒に楽しめるようになったことなどを赤裸々にお話してくださいました。
お話の中ではユニカールの魅力・市民活動の魅力にも触れていきました。ユニカールは世代や障がいの有無にかかわらずだれでも楽しめるユニバーサルなスポーツ。特に印象的だったのは市民活動では「“足りない”のがたのしい」ということです。団体みんなでどうやって工面しようと考える、知恵を出し合う、そこが市民活動の魅力だと語ります。吉村さんが市民活動で大事にされているのは、「みんなで夢や目標を持つ」こと。だれも押し付けない、縛られない、そしてみんなで喜び合えるところが大きな魅力です。
ユニカールが楽しい→続けられる→上達する→もっと楽しい→参加回数が増える→社会交流が深まるという市民活動の醍醐味を垣間見ることができた時間になりました。
相模原市立市民・大学交流センターユニコムプラザさがみはらは、相模原市内の活動にかかわらずどなたでもご利用いただけます。
相模大野駅からすぐ近く、利便性が良い場所にあります。ぜひ一度見に行かれてはいかがでしょうか。
▼HPはこちら
https://unicom-plaza.jp/