【実施報告】スタッフ橋本が4大学の授業やイベントでお話しをさせていただきました
5月中、法政大学・桜美林大学・了徳寺大学・多摩大学の4大学で行われた5つの授業/イベントにスタッフの橋本が参加させていただきました。
それぞれの授業では「まちカフェ!」学生おうえん隊の周知に始まり、学生時代のボランティア活動や地域活動を活かしたキャリア選択についてお話させていただく貴重な機会をいただきました。
以下、各大学の様子をお伝えしていきます。
(1)法政大学「ボランタリーアクション」(講師:長浜洋二)
町田市地域活動サポートオフィス統括ディレクターでもある長浜が講師を務める本授業。現代福祉学部の1~2年生を中心に約40名の学生が受講しています。今回は地域団体へりぽーととともに出席し、大学生として地域に関わる楽しみをお伝えするとともに、「卒業時の自身の姿を思い描く」ワークを行いました。
<いただいた感想一部ご紹介>
・自分の興味あることに近い活動している方々のお話を直接聞けておもしろかったです。「まちカフェ!」など興味を持ったものはとことん積極的にチャレンジしたいなと思いました。
・自分と近い年齢の方々がこれだけ積極的に活動をしていてとても良い刺激になりました。コロナ禍という難しい状況の中でも自分なりに考えていきたいです。
(2)桜美林大学「NPO/NGO実務実習A」(講師:高城芳之氏)
NPO法人アクションポート横浜の代表理事である高城さんが講師をされている授業で、7名の学生さんが受講しています。こちらの授業では「まちカフェ!」学生おうえん隊の取り組みについてお話しました。
履修している皆さんはNPOインターンシップに参加することで単位認定となるため、具体的な活動期間やインターン先について積極的に質問してくださった姿が印象的でした。
(3)了徳寺大学「人間関係実践演習 I」(講師:宮腰仁義氏)
日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)の宮腰さんが講師をされている授業のゲストスピーカーとして、学生時代のボランティア活動が実際にキャリア選択に活きた経験についてお話しました。看護学科の学生さん100名以上が受講。当日はオンラインツールRemoを使用し、学生の皆さんにグループワークで出していただいた質問を中心にトークセッション形式で授業を進めていきました。
<実際に行った質疑応答一部ご紹介>
Q1 今までの活動の中で一番ためになったことはなんですか?今の生活や活動に直接活きていることの中からお願いします。
A1 いろんな世代、立場、背景を持った方々とコミュニケーションを取った経験が今一番ためになっていると感じています。地域には本当にいろんな方がいるので、相手の立場になって物事を考えることをとても大切にしている一方で、その人の肩書きや立ち位置に囚われすぎず、人と人同士の付き合いができるよう心がけています。
Q2(Q1を踏まえて) コミュニケーション力を身につけるには、やはりボランティア活動など自発的に行うべきでしょうか?
A2 ボランティアは自分の知らない世界に飛び込み、人と交流するきっかけを作るのに向いているのでおすすめです。私自身はすごく積極的に行動できる方ではなかったので、地域活動を始めたのも当日のスタッフが足りないから人に誘われて参加したのがきっかけでした。いつ何がきっかけになるかは誰にも分からないので、時には一歩踏み出してみる勇気も大切だと思います。
(4)法政大学「NPO論」(講師:渡真利紘一氏)
2020年1月にサポートオフィスが実施したWAM助成応募説明会にも助成内容のご説明に登壇していただいた渡真利さんによる授業です。2名の学生さんが受講しています。当日はサポートオフィスが担う中間支援の仕事や「まちカフェ!」学生おうえん隊の取り組みについてお話させていただいたのち、受講生の方の作成している活動計画書を書き進めるためのブレストの時間もご一緒しました。
<いただいた感想一部ご紹介>
・サポートオフィスがとても大きなエネルギーを持ちながら、まちに密着しつつも広い視点できっと様々なことを考えて取り組みを行なっていることを、お話やHPを見て感じました。学生などの立ち位置をどこに置くか、という話がありましたが、僕もその点はとてももどかしく感じることが多くあって共感できました。
・町田市民として町田市地域活動サポートオフィスの活動を知ることができてよかったです。「まちカフェ!」は特に興味がわきました。自分のゼミでやっている活動と比べながら、拝聴しました。
(5)多摩大学学生社会ボランティアコーナー主催「ボランティアカフェ vol.2」
今年度4月より開設された学生社会ボランティアコーナーの2回目の企画となるボランティアカフェに、NPO法人アクションポート横浜の高城さんとともにゲストとして呼んでいただき、学生時代の活動や「まちカフェ!」学生おうえん隊の紹介等させていただきました。以前からコーナーに顔を出している学生さんや、今日やっていると知って来てくださった学生さんなど3名と、教職員の皆さんと一緒に交流をしました。
学生時代の活動や中間支援組織の役割、「まちカフェ!」学生おうえん隊についてお伝えすることももちろん貴重な経験となりましたが、学生さんから直接感想や質問をいただき意見交換することで、「こんな視点があるんだな」と、楽しい学びと気づきの連続となりました。講師の方々、大学生の皆さん、ありがとうございました。