<まちだづくり応援基金インタビュー>清住平Wind Music
昨年度よりスタートした「まちだづくり応援基金」による助成事業の助成対象が8月に決定しました。サポートオフィスでは採択された9団体/個人に、活動への想いや今後の意気込みを語っていただくインタビューを実施しました。インタビュアーは、今夏さがまちインターンシップ(運営:さがまちコンソーシアム)のプログラムで、8日間サポートオフィスでインターンシップを行った大学生の皆さんです。
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清住平Wind Music
8月24日、清住平Wind Musicの皆さんにインタビューを行いました。今回は普段の活動内容や、今後チャレンジしていきたいことを中心にお伺いしました。インタビュー内容を下記にまとめましたのでご覧ください。
*本記事はインターンシップに参加した疋田珠里さん(相模女子大学2年生)が作成しました*
Q1.主な活動内容は何ですか?
A1.私たちは、町内会のお祭りや町田市市民協働フェスティバルまちカフェ!、地域の施設などで演奏活動を行っています。この活動は、清住平自治会のお祭りで「演奏してもらえないか?」というお誘いをきっかけに音楽をやりたい人が集まってできたバンドです。
現在は、隣町などへと活動の輪を広げ、音楽経験者も未経験者も一緒に楽しく演奏しながら交流を深めています。楽器はフルートやサックス、トランペットなどの管楽器から、ギター、ウクレレ、ベースまでさまざまです。持っている楽器で気軽に参加できるのが魅力です。
「自分たちも楽しみ、聴いてくださる方にも楽しんでもらう」をモットーに「みんなが喜ぶ曲は何だろう?」と考えながら曲を選び、地域に音楽の輪を広げています。
Q2.バンドに皆さんが入ったきっかけは何ですか?
A2.楽器は未経験でしたが、メンバーと何か一つを作り上げることが楽しそうだと思い入りました。また、自身が楽しむだけではなく、自治会の方々にも演奏を聴いて楽しんでもらえたら嬉しいなという希望を込めて参加を決めました。他の方は、小中学校からの同級生に誘われたから、Instagramを見て、などさまざまな理由がきっかけです。
Q3.この活動のやりがいは何ですか?
A3.日常生活の忙しさや人間関係から離れて好きなことを楽しめる時間を過ごせることです。失敗ひとつ許されない場では全くないので、老若男女問わず、利害関係なしに、仲間と一つのことを成し遂げられることにやりがいを感じます。
Q4. 今後に向けて考えていることはありますか?
A4.町田には、小学校の吹奏楽部や鼓笛隊が少なく、生で見る機会も少ないと思います。気軽に楽器を経験する場がない子どもたちに興味を持ってもらうきっかけになれればと思います。
また、音楽で地域を楽しく盛り上げ、音楽を町田の特色にしたいです。その第一歩として、私たちが2026年3月に小山田小学校で初開催する「OYAMADA JOYFUL FESTIVAL-おやまだじょいふるフェス-」を通して地域がひとつになり、挨拶をし合えるような関係を目指していきたいです。この演奏活動が地域での防犯にも繋がったり、災害が起きたときに顔見知りで助け合いやすい関係になったりと、良い影響に繋がるようアクションしていきます。

取材当日は町田福祉園体育館での練習にお伺いました。その日にいらしていた全メンバーで取材に応じてくださり、とても温かい場でした。
清住平Wind Musicは、Instagram等で情報発信をされています。最新情報はこちらからご覧ください。
