<まちだづくり応援基金インタビュー>町田emoプロジェクト
昨年度よりスタートした「まちだづくり応援基金」による助成事業の助成対象が8月に決定しました。サポートオフィスでは採択された9団体/個人に、活動への想いや今後の意気込みを語っていただくインタビューを実施しました。インタビュアーは、今夏さがまちインターンシップ(運営:さがまちコンソーシアム)のプログラムで、8日間サポートオフィスでインターンシップを行った大学生の皆さんです。
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町田emoプロジェクト
8月21日、町田emoプロジェクトの皆さんにインタビューを行いました。今回は普段の活動内容や、今後チャレンジしていきたいことを中心に伺いました。インタビュー内容を下記にまとめましたのでご覧ください。
*本記事はインターンシップに参加した疋田珠里さん(相模女子大学2年生)が作成しました*
Q1.主な活動内容は何ですか?
A1.現在の主な活動内容はプロギング(ゴミ拾い×ジョギング)です。 ゴミ拾いは社会貢献意識が強いイメージ、ジョギングは体力のある人がやるイメージを持ちがちだと思いますが、参加者の層が異なる2つのコンテンツを組み合わせることで参加のハードルを下げ、普段関わることのない仲間との交流を通して楽しく社会貢献ができる充実感を得ることができます。人と人、人と自然をテーマに、「今の自分でいい」「好きなことを大事にしよう」と思える場を提供していきたいです。
Q2.やりがいを感じる瞬間はありますか?
A2.プロギングを通して参加者の表情が和らいでいく瞬間に立ち会えることです。初めて参加する方が緊張や不安を抱えていても、会話や気持ちを共有するプログラムの中で年齢を越えたつながりが生まれる瞬間に大きなやりがいを感じます。
Q3.今後チャレンジしたいことは何ですか?
A3.プロギングを継続しながら新たに忠生公園で自然観察会を開催したいです。自然を楽しむことに焦点を当てて交流の幅を広げていきたいと思います。こちらのプログラムはジョギングが苦手な方でもお散歩感覚で気軽に参加していただけます。「感情」「共感」を大切に、人と人、人と自然がつながる場・拠点づくりを目指して活動を広げていく予定です。また、運営をきちんとしていくために法人化を目指しています。地域との協力体制を作るうえで信頼が得やすいため、法人化することで活動の幅を広げることができると考えています。
Q4.最後に、この活動をまだ知らない、興味を持ってくれた人へのメッセージをお願いします。
A4.社会の中で生きづらさ・孤独を感じている人は多いのではないでしょうか。SNSでは多くの人とつながることができますが、数字では増えているように見えても、本音で話せたり共感したりしてくれる人は意外と少ないということもあるのではないかと思います。
リアルな関係が人の気持ちをほぐしたり、新しい自分に変われるきっかけになったりすると思います。私たちはこれからも対面での体験を提供していきます。周りに生きづらさを抱えている人がいれば声をかけて一緒に参加してもらえれば幸いです。

プロギングの様子。
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