【防犯プラスON】南大谷子どもクラブMOこもこ 子どもの防犯対策講座
本事業は、町田市市民生活安全課からの委託により町田市地域活動サポートオフィスが実施している「ふだんの活動にプラスON 交通安全・防犯協働事業」の 一環で開催されています。
2024年12 月27日(金)に南大谷子どもクラブMOこもこで「子どもの防犯対策講座 いかのおすし&スマホ・ネットの安全な使い方のお話し~オリジナルホイッスル作り~」が実施されました。
当日は冬休みの小学生や乳幼児親子が参加しました。冒頭にサポートオフィススタッフより、<いかのおすし*>と防犯標語についての説明と、交通安全に気を付けるポイントについてお伝えしました。また反射材についても効果を説明しました。ほとんどの子どもたちが、<いかのおすし>について理解していました。反射材も「実際に身に着けているよ」と、教えてくれた子どももいました。
*いかのおすし:東京都と警視庁が考案した子ども向けの防犯標語です。 知らない人には「ついて”いか”ない」「車に”の”らない」、危険だと感じたら「”お”お声を出す」「”す”ぐ逃げる」「大人に”し”らせる」の5つの行動から文字をとって、「いかのおすし」とつけられました。
スマホ・ネットの安全な使い方については、講師としてネットforシニアの清水静香氏にお話しいただきました。実際に、子どもたちの間で起こる可能性のあるスマホトラブルの事例を動画で紹介し、視聴後に感想やどうすればよかったのかを話し合いました。
文字だけのコミュニケーションのトラブル、使いすぎのトラブル、知らず知らずのうちに個人情報を公開してしまう怖さなどについて、自分は何に気をつけたいかを考えました。ルールを決めることは一見簡単ですが、「おうちの人と」「自分らしい」ルール作りが大切です。
また、大人向けには、これからスマホを子どもが使う時のコツについてお話がありました。スマホを使い始める前に、家のルールを決め、子どもと一緒に確認してから使うことが大切です。スマホルールの参考として「スマホ18の約束」の紹介がありました。
スマホを子どもが使う時に伝えるポイントは以下です。
・ルールが必要な理由
・スマホは親の所有しているものであること(あくまで子供には親が貸しているもの)
・困ったことが起きたら大人に伝えること
最後に、LINEで気を付けたい設定3つの紹介がありました。
①友だちの自動追加を無効にする。
ホーム→設定→プロフィール→「IDによる友だち追加を許可」
*電話番号を登録している相手が自動で追加されてしまうことを防げる。
②「メッセージ受信拒否」を有効にする。
ホーム→設定→プライバシー管理→「メッセージ受信拒否」
*友だち以外からのメッセージ受信を拒否できる。
③「ログイン許可」を無効にする。
ホーム→設定→アカウント→「ログイン許可」
*他の端末からの乗っ取りなどを防げる。
充実した内容で、子どもたちも最後まで集中して話を聞いていました。
終了後は、防犯ホイッスルのデコレーションをするワークショップが行われました。子どもたちは各々好きなシールなどを貼って楽しんでいました。