【開催報告】プチ講座 地域活動の資源と資金の話 基本のき
7月4日(木)まちカフェ!オープンデー内でサポートオフィス喜田が講師を務め「プチ講座地域活動の資源と資金の話 基本のき」を開催し、9名の方にご参加いただきました。
本講座では、以下4つの項目についてお話しさせていただきました。
1. 資金獲得!その前に
2. 地域活動・市民活動を支える多様な財源
3. 寄付・会費
4. 助成金
1. 資金獲得!その前に
サポートオフィスの普段のご相談でも「資金がなくて活動できない」、「もっと活動を大きくするために資金が必要」といったご相談は多くいただきますが、本当に「お金」が必要なのか、本当に大きくする必要があるのか、必要だとしたらどれくらい必要なのか、などしっかりメンバー内で考えることが大切だと常々感じています。
講座では、資金獲得に取り組むその前にまずは考えてほしいポイントをご紹介しました。一部をこちらでもご紹介します。
・「資金」は資源のひとつ。情報、モノ、場所、スキルなど多様な資源を活用することが必要。
・団体のタイミング、活動内容に合わせ、どの収⼊・資⾦源が適切かを⾒極める。
・ファンドレイジング(財源獲得・資金調達)は必ずメンバーみんなで取り組む。
2. 地域活動・市民活動を支える多様な財源
地域活動・市民活動は、その財源に多様性があることが一つの特徴です。講座では、それぞれの財源の特徴についてご説明しました。
3.寄付・会費
多様な財源のうち「寄付・会費」について、その獲得に向けた基本的な考え方と「寄付管理・決済ツール」などを紹介。また、クラウドファンディングについてもサポートオフィスが取り組んだ事例をもとに、実施にあたってのポイントをお伝えしました。
一番大事なこととしてお伝えしたのは「信頼の積み重ねが必要(だからこそ)無理せず一歩一歩取り組む」という点です。
4.助成金
資金の出し手(助成財団等)と資金の受け手(活動団体)は、地域やや社会を良くするパートナーという前提に立って「目的を共有できる助成プログラムを選ぶ!」ことが重要であるという点をはじめにお伝えしました。
・どうしても、私たち主体で考えてしまうことが多いのですが、「なぜ、それをやるのか?」という構造化思考で考える癖をつけていけたらと思います。メンバー間でしっかりと話し合いを持ちながら、計画を立て、戦略的に進んでいこうと思っております。
・金のことだけではなく、資源という見方で様々なものを見ること、勉強になりました。
町田市広報課の職員の方にお越しいただき、地域活動の広報を充実させるコツやツール、そして実際に職員の方が広報誌作成の際などに使用する<伝わりやすい表現のコツ>を中心にお話いただきます。