【実施報告】独立行政法人福祉医療機構(WAM)が実施するWAM助成の応募説明会を実施しました
1月11日(木)、まちカフェ!オープンデー特別企画として、独立行政法人福祉医療機構(WAM)が実施するWAM助成の応募説明会を実施しました。
WAM助成は、政策動向や国民ニーズを踏まえ、民間の創意工夫ある活動や地域に密着したきめ細かな活動等に対し助成を行い、高齢者・障害者等が自立した生活を送り、また、子どもたちが健やかに安心して成長できる地域共生社会の実現に向けて必要な支援を行うことを目的としています。
WAM助成について詳しくは下記サイトをご覧ください。
https://www.wam.go.jp/hp/cat/wamjosei/
当日は対面・オンラインのハイブリッド開催で、オンライン34名、対面12名の方にご参加いただきました。はじめに、サポートオフィスの喜田より<助成金とは?>と題し、市民活動の財源の全体像や応募~助成~助成後までのプログラムの活用方法、申請書を書く際のポイントをご説明しました。
その後、WAM助成担当者の森健太氏に、WAM助成プログラムの内容や申請に向けての留意点をご説明いただきました。質疑応答の後は、申請書の書き方ワークショップと個別相談タイムを実施。個別相談タイムでは、WAM助成の担当者2名でご対応いただき、応募検討している方々にマンツーマンでご相談に乗っていただきました。
以下、質疑応答の一部や参加者の感想をご紹介します。
Q1.通常助成、補正予算の両方に申し込みをしたいのですが可能ですか?
A1.まったく同じ内容でなければ応募可能です。各枠組みの目的をしっかりと確認して、目的に沿った事業計画でご応募ください。
Q2.代表者が労働対価を受け取ることはできないのでしょうか?
A2.謝金でしたら可能です。その場合団体の謝金の規定など根拠となる資料が必要です。
Q3.応募予定の事業は行政との連携を進めながら実施したいと思っています。助成が決定したら伴走支援をしていただけるのでしょうか?
A3.採択が決定すれば担当者が1名つきます。事業のご相談については担当の者にしていただければと思います。
Q4.申請時に記載する連携団体についてはチラシ等に記載する必要があるのでしょうか?
A4.広報物等に記載する必要は特にありません。
Q5.通年でなく3ヵ月間や半年間などの事業として申請をすることは可能でしょうか?
A5.令和6年度中の事業であれば可能です。ただなぜ半年間の活動なのか(半年で解決する課題なのか、それ以外の期間が準備に必要なのか等)理由をお聞きする場合があります。
Q6.申請法人の理事が連携を予定している団体の代表者の場合、その団体へ委託を行うことは可能でしょうか?
A6.可能ですが、利益相反にならないようにしていただければと思います。申請法人の代表理事である場合などは、特別代理人を立てる方法もあります。
<参加者の感想>
・助成申請企画作成のポイントのお話から、実際のWAM助成の内容を伺えたことで、申請のポイントを押さえて聞くことができました。
・昨年は情報収集として参加させていただき、今年は申請内容を具体的に検討した上で参加しました。本日のお話にもありましたが、事前に考えた上で参加した方が具体的な質問も浮かび、説明いただいた内容がより理解できたと思います。
・WAMの目指されたい姿をお伺いし、当団体が考えていることとの間をどう整合させていくかの理解が深まりました。
・助成金がなにかほとんど知らずに視聴しましたが、基本がわかってよかったです。
令和5年度通常助成事業・モデル事業は1月29日(月)15時00分まで、補正予算事業は1月23日(火)15時00分まで応募を受け付けています。WAM助成では、助成相談窓口が常設されています。ご相談のある方は下記のお問い合わせ先もご確認ください。
≪お問い合わせ先≫
①電話 ✆03-3438-4756
受付時間:月曜日~金曜日 9:00~17:00(土日祝祭日を除く)
②メール
WAMホームページ「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
https://www.wam.go.jp/hp/info-tabid-640/info-wamjosei01-tabid-2106/