桜美林中学校で地域活動の授業を担当しました!
10月13日(金)、桜美林中学校の2年生約160名を対象とした授業で「町田市の地域課題と地域活動」をテーマに授業を担当させていただきました。当日は、サポートオフィスの他に不登校支援や探求学習などを実施しているNPO法人リトリト広田悠大さんとシニアのネットライフをサポートするオンラインサポーターまちだ清水静香さんにもゲストとしてお話をしていただきました。
はじめにサポートオフィスより、①町田ってどんなまち?、②地域活動ってどんなイメージ?というテーマでお話をさせていただきました。「地域活動ってどんなイメージ」の中では、地域活動の特性をお話するとともに町田市内の事例を6つ紹介。まちカフェ!の紹介とあわせて地域活動の多様性をお伝えしました。
感想、質問の時間では、「昨年文化祭で竹炭を売りましたが竹も地域の課題ですか?」という質問や「町田は遊びに行くまちというイメージでしたが、自然も豊かでいろいろな地域活動もあるのだなと思いました」という感想があがりました。
その後、広田さん、清水さんからは、それぞれが活動に取り組んでいる理由、実際の活動についてご紹介いただきました。
最後には、お二人それぞれから中学生へのメッセージ。
広田さん:辛い経験は気づきになる。気づきは行動に、行動は強みになる。
清水さん:おじいちゃん、おばあちゃん、近所の人、身近なシニアに困り事がないか聞いてみよう。
これからの行動につながるヒントとなるメッセージで、真剣に聞いている様子が印象的でした。
お二人への質問・感想では、「シニアの方からよく相談のあるスマホのアプリはなんですか?」「不登校になる原因はどういうことが多いですか?」という質問があがりました。
以下は、授業の後に生徒のみなさまからいただいた感想の一部です。
<全体の感想>
・困っている人だけに焦点を当てるのではなく、同時に誰かの願いと組み合わせることでより町田の活性化に繋げられるのではないかと考えたため、身近なところから自分たちでも改善できるようなことを探して、少しでも行動に移していきたいなとも思いました。
・ボランティアという言葉を聞いて、私はゴミ拾いなど少し面倒くさいことというイメージが合ったけど、地域活動はもっと色々なことに目を向けて取り組んでいることがわかりました。
・1人1人の行動によってこれからの未来を良くすることも悪くすることもできるということがわかりました。
<オンラインサポーターまちだへの感想>
・この問題は私の祖母もよくスマホの使い方がわからないと言って、質問されることが何回もあったのでとても共感できました。
・私はオンラインサポーターの方々が今の時代の事を考えてそのことをすぐに行動を起こしていらっしゃるのがすごいと思いました。
<NPO法人リトリトへの感想>
・フリースクールの存在自体を初めて知りました。居場所は学校だけではないのだと知れて良かったです。
・自分の悩んでいることや嫌なことなどを自分の強みにするのはできそうで難しいと思うのでわたしも挑戦したいです。
・”学ぶ”って自分でなんかの判断をする練習なんじゃないかなと思いました。
今回のように、サポートオフィスでは地域活動をテーマとした講演や地域活動に参加する機会のコーディネート等も行っております。気になる方はお気軽にご相談ください。