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レポートreport

レポート 2020年08月03日

【実施報告】まち“だ”づくりサロン|「子どもにやさしい町田」を市民の視点から考える ~ユニセフこどもにやさしいまちの取り組みをヒントに

まち“だ”づくりサロンは、市内で活動する方に話題提供していただき、地域や社会の課題を自分事として考えるきっかけや、対話を通じて参加者同士が知り合いゆるやかなつながりをつくることを目指し開催しています。

7月28日に行われたサロンでは、「子どもにやさしい町田を市民の視点から考える」をテーマに、前半では子どもにやさしいまちづくりに携わる3人のゲストスピーカーに登壇いただき、<ユニセフこどもにやさしいまち世界サミット2019>の報告や町田市の取り組みを中心にお話しをいただきました。後半は、参加者とゲストがグループに分かれ、それぞれの活動や想いをシェアしながら、「子どもにやさしい町田」について考えを深めました。

前半では、ゲストの話に呼応するように疑問や回答、そして鋭い意見がチャットを飛び交い、参加いただいた皆さんの関心度の高さを感じました。以下、ゲストがお話しされた内容をご紹介します。

 

【1】「子どもにやさしいまちづくりの動向」

 CFCI委員会委員/昭和薬科大学教授 吉永真理氏

吉永先生からは、ユニセフこどもにやさしいまちづくり(CFCI)設立背景や2019年10月に行われた<ユニセフこどもにやさしいまち世界サミット2019>などの活動内容を中心に、海外での事例も交えながら「子どもにやさしいまちづくり」の最新の動向を説明いただきました。

その中で、CFCIの取り組みの根本には「子どものことを優先することによって、すべての人にとって住みやすい街にしていこう」という概念があること、そして子どもの幸せを考えるまちづくりには、SDGsの観点がとても近いというお話しをいただきました。

私たち一人ひとりが「子どもにやさしいまちづくり」を考え実行に移すとき、その行動は子どものみならず、高齢者、障がい者をはじめ、すべての人にとってやさしい地域社会につながっている。その広がりのある視点を持つことは、市民活動への参画を、より意義深いものにするなという気づきを与えてくださいました。

 ▶ユニセフの子どもにやさしいまちづくり事業について


 

【2】「子どもにやさしいまちモデル都市町田市の取り組み」

町田市政策経営部 企画政策課 吉川亮平氏

現在、日本では5都市(安平町、ニセコ町、富谷市、奈良市、町田市)が日本型CFCIの指標づくりの検証作業を委嘱されています。町田市役所に勤務されている吉川さんからは、町田市がユニセフ CFCI に関わる経緯と自身が昨年シャペロン(子どもの付き添い)として同行した<ユニセフこどもにやさしいまち世界サミット2019(ドイツケルン)>でのエピソードや現在の市での取り組みについてお話しいただきました。

現在町田市では、子どもにやさしいまちの実現に向けて、高校生世代の若者に町田市の事業評価に参画してもらっているとのこと。実際にこの取り組みから、市内数か所の喫煙所が撤去されたことなど、具体的な成果も出ているそうです。

多くの子どもの声を傾聴し、共に議論を重ねてきた吉川さん。お話しの最後には「自戒を込めてですが、子どもと議論をする大人の余裕づくりも大切ですよね」というコメントも。この発言は、参加者の皆さんから大きな反響があり、「子育てに日々奮闘している親を受け止める場づくりとは?」「子どもと接するとき必要とされる大人の配慮とは?」等々、その後のグループトークで活発な意見交換が行われました。


 

【3】「主体は子ども―子どもにやさしいまち―ユニセフのシンポジウムと町田市の取り組み」

せりがや冒険遊び場プレーリーダー/町田市福祉のまちづくり推進協議会委員 岡本恵子氏

岡本さんからは、2020年1月に町田市役所で行われた<ユニセフこどもにやさしいまち世界サミット2019>報告会に参加した際の気づきやお子さんが通学していた中学校で経験したこども主体の取り組み、そして町田市の子どもが主体となっている活動事例について具体的なお話しをいただきました。

岡本さんはそれらの活動を通じ「今を生きる子どもたちを応援したい」と強く感じたと述べられました。「よく<子どもの未来のために>という言葉を聞くが、私たちはまず<子どもの未来>の根本にある<子どもの今>を充実させるべくサポートをしていくべきではないか」と意見に対し、とても心に響く言葉だったと、多くの参加者の方が感想を寄せていらっしゃいました。

そして、こどもにやさしいまちの取り組みは、行政だけでも民間だけでも実現しないもので、子ども、大人、民間、行政が包括的に協働することが大切であること、そしてお互いの思いのすれ違いがないか、理解が間違っていないかを時間をかけ腹をわり、丁寧に話し合っていく必要があるというお話しをいただきました。最後に、「子ども・まんなか・サミット」(2019年11月実施)のキラキラと充実した顔でサミットを自分たちの手で創り上げる子どもたちの姿を岡本さんが編集された動画で鑑賞。ここまで3人のゲストスピーカーの皆さんがおっしゃっていた「子どもが持つ力」を再確認し、前半部が終了しました。


 

【参加者からお寄せいただいた声】

・すばらしい会でした。時間が足りなかったし、各発表者の話ももっとかみしめて聞きたかった!

・3人の登壇者、それぞれとても参考になるお話でしたし、グループの話も充実したものでした。

・参加者同士の交流時間がもう少し欲しかったです。

・3人のお話はとても勉強になりました。オンラインのセミナーは移動時間がなく参加しやすいです。

・子連れでなかなか会場での参加が難しいので、オンラインでの開催は大歓迎です。

3人のゲストと参加いただいたみなさんとの記念撮影

町田市地域活動サポートオフィスでは、本テーマを扱う第二弾のサロンの開催を検討してまいります。どうぞご期待ください。

 

 

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