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レポートreport

レポート 2020年01月12日

【実施報告】障がいのある人の生涯学習を考える<11月3日、10日>

11月3日、10日の2回にわたって『障がいのある人の生涯学習を考える〜ともに学ぶ場づくりを目指して〜』と題するワークショップの企画、進行をサポートオフィスで務めさせていただきました。本ワークショップは、文部科学省平成30年度「障害者の多様な学習活動を総合的に支援するための実践研究」の一環で実施されたものです。

ワークショップでは、「町田市障がい者青年学級」※の事例を中心に障がいのある人が必要とする学びと学びの場のあるべき姿を言語化し、「支援者の行動指針」を策定することを目指しました。障がい当事者、青年学級のボランティアの方、保護者の方など多様な方が参加しました。1日目、2日目とものスタッフをいれて15名弱と少人数だったので、全員での対話の時間を大切にしました。

※「町田市障がい者青年学級」は、1974年より活動している知的障がいのある方の卒業後の学びの場です。音楽・スポーツ・演劇・創作活動などの活動をしています。

■1日目 「目指す青年学級の姿」

はじめに青年学級のボランティアスタッフであり今回の企画の企画者である高井大輔氏より青年学級と自身の関係とそこから見えてきた青年学級の「価値」についてご報告いただきました。報告の中で「福祉サービスとは違う場」「支援するではなく一緒に発信する」「楽しい空間、楽しめる空間」といったキーワードが提示されました。

その後、一人一人が考える「目指す青年学級の姿」を絵で表現し、お互いの書いた絵を見ながら対話を進めました。「制度にしばられない場所」、「支援する側、される側の垣根がない」、「違いを楽しむ」、「「青年学級」がなくても場がある社会が理想」、「みんなでよく考えて考えて考えて」など多様な視点で青年学級の「目指す姿」ついてを対話を深める場となりました。

 

■二日目 青年学級「みんなのあすとみらいの約束」

二日目は、前回の振り返りの後、はじめに「あるべき青年学級の姿」を実現するために大切にする「価値観」についてのキーワードをグループごとに出し合いました。その後、「行動指針」策定に向けて「青年学級に関わるものとしてわたしたちは「〇〇〇〇」を大切にします」という構文を一人ひとり作成し、最後に改めて全員で共有し、対話を進めました。

以下その一部を紹介。

  • 青年学級に関わるものとしてわたしたちは、「人権」を大切にします。
  • 青年学級に関わるものとしてわたしたちは、「学ぶ資格は誰にでもあること」を大切にします。
  • 青年学級に関わるものとしてわたしたちは、「一緒に歩いていくという気持ち」を大切にします。
  • 青年学級に関わるものとしてわたしたちは、「あせらずにとりくむこと」を大切にします。
  • 青年学級に関わるものとしてわたしたちは、「初心の積み重ね」を大切にします。
  • 青年学級に関わるものとしてわたしたちは、「学ぶだけじゃねえんだ、破壊者だという気持ち」を大切にします。
また、参加者のぶさんから行動指針に替わる言葉として「みんなのあすとみらいの約束」という言葉が提案されました。
企画、進行役を務めたサポートオフィススタッフも対話の場に参加させていただき、学ぶことの多い場でした。お互いの言葉に耳を傾け合うことで、立場を超えて思いを共有し、それぞれの考えが深まることを実感、改めてこうした対話の重要性を実感しました。
今後もこうした対話の場をつくっていければと思います。また、そのような場の開催をご希望の際にはぜひご相談ください!

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